P.I.L.

『Plastic Box』P.I.L.

以前、「5CDオリジナル・アルバム・シリーズ」が5枚組で2000円って安いなーと思い、カーズやエコー&ザ・バニーメンやジーザス&メリー・チェインあたりのが欲しくて「Amazon」で見てました。すると関連商品のところにP.I.L.の『Plastic Box』があり、2400円だったので思わず「安っ」と、即効で買ってしまいました。

『Plastic Box』P.I.L.

商品の詳細

俺がP.I.L.のCDで持ってるのは、『メタル・ボックス』『フラワーズ・オブ・ロマンス』『ライヴ・イン・トーキョー』『アルバム(コンパクト・ディスク)』『ハッピー?』なんですが、この『Plastic Box』が凄いのは、なによりCD4枚に全64曲と、P.I.L.のキャリアのほとんどの曲が収められていることです。あと『Death Disco』の12インチとBBCセッションのライブが数曲収められていて、おまけにデジタル・リマスターされているとくれば超お買い得です。日本盤のCD買うと一枚でこれぐらいの値段はしますからね~。

『Death Disco』

 
とくに、『ファースト』『メタル・ボックス』『フラワーズ・オブ・ロマンス』の初期の3枚からなるCD1&2は、いかにジョン・ライドンという男が凄まじかったかというのがよく分かり、最強です。あとファーストは持ってなくて、ずっと欲しかったのでちょうどよかったです。
後期のアルバムから編集されたCD3&4は今のところ1回くらいしか聴いてません。個人的には印象の薄い後期で好きなのは「ライズ」くらいなんですが、こうやって1つにまとまってるといずれ聴きたくなる時があるかもしれません。

『Poptones(BBCセッション)』

 
『ジョン・ライドン・インタビュー 1978』

 
こうやってまとめて聴くと、P.I.L.だけでもこれだけ濃いのに、セックス・ピストルズ時代も含めると、やはりジョン・ライドンという男はロックの歴史の中でも特別な存在だったんだなとあらためて思います。

さて20年ぶりに発売されるP.I.L.のニュー・アルバム『This Is P.I.L.』はいったいどんなサウンドになってるんでしょうか?楽しみです(^^)。

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『アルバム』対決!ガールズvsパブリック・イメージ・リミテッド

『スヌーザー』誌で、「2009年のベスト・アルバム」に選ばれ、
音楽各誌でも、高い評価を獲得したガールズのデビュー・アルバム。

『アルバム』ガールズ

ALBUM

カリフォルニア・ポップにローファイ・フレーバーなサウンド、
インディー・ギター・ロック好きにはたまらない素晴らしい作品です。

『ラスト・フォー・ライフ』

 
『ローラ』

 
このアルバム・タイトル『アルバム』で思い浮かぶのが、
PIL(パブリック・イメージ・リミテッド)の元祖『アルバム』です。

こんなタイトルをつけるのは、てっきりジョン・ライドンだけだと思ってましたが・・・(笑)。

『アルバム』、CDだと『コンパクト・ディスク』(1986)

Compact Disc  

「メタル・ボックス」~「フラワーズ・オブ・ロマンス」でポスト・パンクを極めたジョン・ライドンが、今度はビル・ラズウェルと組み、スティーヴ・ヴァイ、バーニー・ウォーレル、ジンジャー・ベイカー(さらに坂本龍一)といった名うてのメンバーをバックに、エネルギッシュなヴォーカルを聴かせ、ここではハード・ロックを展開しています。とくにスティーヴ・ヴァイのギターがそう感じさせます。

『ライズ』
この曲好きなんですよね。 

 
この前、CDショップに行ったら、缶入りの『メタル・ボックス』があったので、ちょっと欲しかったです(笑)。

↓「対決シリーズ」↓

『ラブ・シック』対決!フレンドリー・ファイアーズvs曽我部恵一

『SON OF A GUN』ヴァセリンズvsニルヴァーナvsカヒミ・カリィ

『Groove Tube』フリッパーズ・ギター vs MEG

 
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ピストルズ以上の衝撃!「メタル・ボックス/PIL」

『メタル・ボックス』(1979)P.I.L.

Second Edition

セックス・ピストルズを脱退し、本名に戻したジョン・ライドンが、
ピストルズ以前にパンクであった「仲間」(ジャー・ウーブル、キース・レヴィン)と共に結成し誕生したのが、
このPIL(パブリック・イメージ・リミテッド)。
これはPILが、79年に発表した衝撃のセカンド・アルバム!

次作の「フラワーズ・オブ・ロマンス」へと続く、
ロックの解体作業は非常にスリリングです。

The Flowers of Romance

『スワン・レイク』

「メタル・ボックス」を初めて聴いた時は、正直”ぶっ飛び”ました。
ロック的な高揚やビート感から意図的に離れ、広い空間をベース、
ギター、ヴォーカル、ドラムが自由に浮遊し、緊迫感のある世界が
広がっていました。俺はこのアルバムを聴いて「本当の意味でのパンク」というものを理解しました。

オリジナルは12インチ・マキシ・シングル3枚を、地雷を模したとも
言われるメタル缶に入れてリリースされましたが、これは当時ジョンたちが夢中になっていたレゲエ/ダブの低音、そして豊かにうねる中音を求めた結果、こういう形態になったそうです。
でも俺は、「セカンド・エディション」のCDしか聴いた事がないので、
本当の意味でのこのアルバムの凄さは体感してません(^^;)。

後は、当時のジョン・ライドンのインタビューから、
このアルバムの魅力などを伝えたいと思います。

アルバムを作った当時の状況を、

「ずっと前から、金属とレコードを組み合わせることに興味を持っていた。そのアイディアをレコード会社に話したけど、コストが高くつくというので、まったく実現の可能性がないと言うんだ。それなら少し無理してもいいから、自分たちでメタル・ボックスを作ろうと思ってね。俺がカンヅメ会社に行って何から何まで交渉してきたんだ。そして、その代金は全部自分達で負担する。レコードが売れれば、カン代が俺達の印税から引かれてゆくという仕組みになっている」

こうしてDIYで、5万セットが限定で作られました。

このアルバムの特徴は、という質問に

「何といってもサウンドが最高さ。なるべくいいステレオで聴いてくれ。それも日本製のな、特にベースの音はブッ飛ぶぜ。日本の木の家なんか、ガタガタ揺れるかもしれないな。それにレコードに合わせて踊ったっていいんだぜ。この世の中に、一緒に踊れる曲があまりにも少なすぎる」

~最後に、1983年来日時のインタヴューより~
あなたが「スワン・レイク」を歌った時、周りの聴衆の何人かが、突如理由もなく呼吸困難に陥り、バタバタと倒れたという現象が起きたんですが、そのことをどう思いますか?

「スワン・レイク・・・、あの曲は俺の母が死んだ時に書いた曲なんだ。
母はガンで一年間も苦しみながら死んだ。俺があの曲を歌う時、
いつも心の中で母のことを想って泣いてるんだ。”あなたの瞳の中にある死に対し、俺は何と表現したらいいんだろう・・・”
最初の一節はこう歌ってるんだ。それはきっと、俺の母を想う気持ちが、空気を伝って人々をトランス状態に導いたんだと思う。」

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