ザ・サンデイズ

『天使のささやき』ザ・サンデイズ

春になったら春らしい女性ヴォーカルの記事を書こうと思いながら書けないまま、夏が来ようとしています(^^)。
話を数ヶ月前に戻しますが、春の到来を感じさせる、爽やかなサウンドの女性ヴォーカルで、まず俺が思い浮かぶのは、「ザ・サンデイズ」です。

『Reading, Writing & Arithmetic』The Sundays(1990)

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『Skin & Borns』

 
英国の名門インディ・レーベル、ラフ・トレードから発売されたファースト・アルバム。
スミスの影響を色濃く感じる瑞々しいギター・サウンドに、特筆すべきは、邦題タイトル『天使のささやき』が指し示す通りの、ハリエット・ホイーラーの透明感のあるヴォーカルです。

一服の清涼剤のような音楽ともいえますが、決して陽気なものではなく、人生の悲哀や切なさを感じさせる陰影のある楽曲というのが、サンデイズの魅力でしょう。

グルーヴ感を重視したものや音響系の轟音ギター・ロックが主流だった中では、楽曲の良さとヴォーカルの魅力のみで勝負しているサンデイズの音楽というのは地味だったかもしれません。
でも名曲揃いのこのアルバム、俺にとっては人生における名盤で、それは普遍的なものです。

『Here's Where The Story End』

 
『Can't Be Sure』

『Hideous Towns』

アルバムの中で一番疾走感のあるこの曲が、個人的には一番好きな曲です。
歌詞は分からないんですが、多分タイトルが表すような内容なんでしょうね。こういうところはモリッシーに影響を受けてるんでしょうか。

ところで少し前だと、『ザ・ペインズ・オブ・ビーイング・ピュア・アット・ハート』のファーストも、「ザ・サンデイズ+シューゲイザー」という感じの瑞々しい疾走感があり、これも春を感じさせてくれる、とても好きな一枚です。

『The Pains Of Being Pure At Heart』(2009)
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『スタティック&サイレンス』ザ・サンデイズ

長かった梅雨も明けて、いよいよ夏らしくなってきました。
そんな夏を涼しく過ごすには、このアルバムを聴くのが最適です。

『スタティック&サイレンス』(1997)

スタティック&サイレンス
アコースティックを基調とした、穏やかな佳曲が並び、インパクトこそありませんが、これがエバーグリーンなサンデイズのサウンドです。

『Cry』

一部では、前2作と代わり映えしないと言われますが、シーンの最前線で売れ続けるのが目的のバンドならともかく、ただ「いい音楽」を作るのが目的のこのバンドに無意味な変化は必要ないでしょう。

このアルバムの印象を一言で表すなら、
「過ぎ去った夏の日々」とでもいいましょうか。
そんなノスタルジックな感じがします。

このアルバムの中には、『サマータイム』というサンデイズの中でも、1番好きな曲が入っています。この曲の歌詞にちょっとした思い入れがあり、大好きなんですよね。

『サマータイム』

 
大好きな人と結ばれる、そういう人もいるんだろうか
ハートの形のホテルの部屋
ハートが求めるものはそれ
やたらに飛び回るあぶくは、
空高くとどまることもあるんだろうか
ハロー、パートナー
名前なんか捨ててしまってよ
たまには・・・

夢見がちな魚座生まれは、仮面を被った天使を探す
中国語を話すガールフレンドの、大きな茶色の瞳
リヴァプールの淑女、洗練された男性
ハロー、パートナー
恋に失敗はないわよね

あなたと私、季節は夏
公園で手を取り合って
ぎゅっと握って、ため息ひとつ
そしてあなたの瞳がキラリ
あふれる日差しが暗がりを追い払う

たまらなく嫌いな人と結ばれる、
そういう人もいるんだろうか
遥か彼方の地獄のような場所、第3次世界大戦
ただし、私に見える映像では、
味気ない絶望の意味するところが
一糸乱れぬ髪をした怒れる若者をさす
そういうこともある・・・

内なる声を上げよう
下を向いている暇はない、と
価値のない言葉、語りかける相手は世間
どうしたら、そんな台詞を思いつくの
魂が引き裂かれるだけなのに
触れるだけなのに
寂しい心に・・・

あなたと私、季節は夏
公園で手を取り合って
ぎゅっと握って、ため息ひとつ
そしてあなたの瞳がキラリ
あふれる日差しが暗がりを追い払う

あなたと私、季節は夏
白い肌を赤くして
私たち、似た者どうしね
それとも私、フィクションの読みすぎかしら
こういうものなのかしら
 

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