『PEOPLE』スケルトンズ vs フォスター・ザ・ピープル
今年になってからアホみたいに新譜を買って聴いているんですが、俺は基本的にギターロックが好きなので、そういうものを多く聴いてるとちょっと違うものが聴きたくなったりします。
という事で、「ちょっとした偶然シリーズ」。
この前、2枚のアルバムを買ったのがアマゾンから届いたんだけど、『People』スケルトンズと、『Torches』フォスター・ザ・ピープルという事で、「ああ、『ピープル』つながりやな」と思ったという、ちょっとした偶然です・・・。
アルバム・ジャケットも両方とも、妖怪みたいな怪物みたいな人?という点が同じです(^^)。
『People』Skeltons(2011)
スケルトンズはブルックリン出身で、現在までに5枚のアルバムをリリースしているそうです。
『More Than The One Thing』
雑誌には、サイケ、フォーク、エクスペリメンタル、マス・ロック、ロウファイ、ジャズ、プログレッシヴ、ファンク、民族音楽など様々な音楽の要素が混入した、トーキング・ヘッズやソニック・ユース以来のニューヨーク伝統のアートっぽさを受け継いだ「ねじれアヴァン・ポップ」とありました。
昔はそういうのを好んで聴いてましたが、はたして今聴いて理解出来るのかと多少の不安はありましたが、アルバムを聴いてみるとアヴァンギャルドすぎず、洗練されたポップ・ミュージックとして見事に昇華されていて、心地よささえ感じました。
まあでも一般のロック・ファンからすれば、十分「なんじゃこら?」的な音楽なのかもしれませんが、俺はこの奇妙な調べの虜になってます(笑)。
『Toches』Foster The People(2011)
一方の、フォスター・ザー・ピープルは、LAが生んだニュー・カマー。
『Pumped Up Kicks』
本国では、MGMTっぽいアンセム曲「パンプト・アップ・キックス」でブレイク済みで、アルバムもビルボード・チャートで初登場8位とかなり売れてるみたいです。
どこか懐かしさを覚えるようなシンセ・サウンドで、聴いているとクセになってくるような脱力系エレ・ポップです。
エレクトロ・ポップというと、Owl City(アウル・シティー)なんかも聴いたりしてますが、アウル・シティーの方はどちらかというと生真面目な印象で、こちらはどこかユーモアがあり、とぼけたような印象があります。
ついでに、エレクトロ・ポップといえば、カーズの新作もよかったです。
『I Would Do Anything For You』
レッチリみたいな王道ロックを聴かずにこんなのばっかり聴いてる俺は、根っからの「ひねくれ者」なんだなあとしみじみ思います・・・。
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