ザ・ポップ・グループ

『Autonomia』マーク・スチュワート vs プライマル・スクリーム

昨年サマソニでも来日し、復活を果たした「ザ・ポップ・グループ」。
その中心メンバーでもあるマーク・スチュワートの4年ぶりとなる通算7作目のアルバム。

『THE POLITICS OF ENVY』MARK STEWART(2012)

商品の詳細

とはいっても、俺はザ・ポップ・グループ以降の音楽は一切聴いたことありませんでした・・・。そんな俺ですが、この最新アルバムを聴いて、笑ってしまいました(痛快って感じのいい意味ですが)。
それはキャリア30年以上で50歳を超えてもなお、攻めの姿勢を失わず、音楽シーンの最突端を見つめ続けている、現役のそして本物のパンク・ロッカーがここにいたからです。

このアルバムは曲ごとにさまざまなアーティストとコラボレーションを展開する形になってるんですが、その中でもとくに耳に残るのは、プライマル・スクリームがバックを務めた強烈なガレージ・ロック、『アウトノミア』でしょう。

『Autonomia』feat.プライマル・スクリーム

キリング・ジョークのユースとの共同プロデュースのこのアルバム、他の参加アーティストの名前を挙げると、ニューヨーク・パンクの大御所リチャード・ヘル、ダディG(マッシヴ・アタック)、レゲエ/ダブの巨匠リー・ペリー、カルト映像作家のケネス・アンガー、テッサ・ポリット(スリッツ)、ジナ・バーチ(レインコーツ)、キース・レヴィン(P.I.L)、ダグラス・ハート(ジーザス&メリー・チェイン)、ファクトリー・フロア、デヴィッド・チベット(カレント93)、イヴ・リヴァティーン(クラス)とダン・カトゥシス(ザ・ポップ・グループ)などなど、パンク/ニューウェイヴ期を代表する錚々たる面子が参加し、まさに最狂のコラボレーション・アルバムといえるでしょう。

『Nothing Is Sacred』feat.イヴ・リヴァティーン&ダン・カトゥシス

 
ちなみにすでにザ・ポップ・グループでも新しい音源を作り始めていて、それには「あのブラーのやつ、ゴリラズのやつ」も絡むかもしれないそうです。

マーク・スチュワートのようにいつまでもエネルギッシュでいたいものです(^^)。

にほんブログ村 音楽ブログ ロックへ
にほんブログ村

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ブリストルの怒れる十代、『ザ・ポップ・グループ』

「サマソニ」の第3弾アーティストの発表を見て、1番驚いたのが『ザ・ポップ・グループ』です。前回、PILが来るんなら、ポップ・グループも来たらおもしろいだろうなとは書いたけど、まさかほんとに来るとは思いませんでした。やっぱり素人の俺の考えることぐらいはプロは当然考えてるんですね~。

ザ・ポップ・グループは、1977年にイギリスのブリストルで結成。
当時高校生だった5人でしたが、翌年にはストラングラーズの前座をつとめ、79年にファースト・アルバム『Y』をリリース。先鋭的なサウンドを鳴らし、80年代ポスト・パンクの先駆的存在となり、今に続く、ブリストル・サウンドの原点ともいえるバンドです。

『For How Much Longer Do We Tolerate Mass Murder?』(1980)

フォー・ハウ・マッチ・ロン(紙

『Fores Of Oppression』

とことん直接的な表現方法になったセカンド・アルバム。
パンク、ダブ、ファンク、レゲエ、フリー・ジャズと、あらゆる音楽を呑み込んだ奔放なサウンド、そして抑えきれない衝動と強烈な怒りのメッセージ。
なによりもこのアルバムから感じられる「圧倒的な熱量」は、趣味の違いなんかは抜きにしても、ロック史上まれにみるレベルのものだといえます。

ちなみにアルバム・タイトルは、
「この先、我々はいったいどれだけの大量殺人を容認できるのか?」

あまりにテンションの高い活動ゆえに、この後グループは空中分解し、昨年の再結成まで、30年という長い時を経ることになります。そして「サマーソニック2011」で待望の初来日が決定ということで、PILと共に、パンク/ポスト・パンク好きにとっては楽しみなラインナップとなりました。

『Rob a Bank』

ついでにUSポスト・パンク勢から、ストロークスつながりということで、24年ぶりのアルバムが5月にリリースされる、ザ・カーズなんてのはないかな・・・。

にほんブログ村 音楽ブログ ロックへ
にほんブログ村

| | コメント (8) | トラックバック (1)

その他のカテゴリー

120Days andymori HALCALI MEW MGMT MUSIC P.I.L. R.E.M. RIP SLYME THE BLUE HEARTS THE MIRRAZ TVオン・ザ・レディオ おすすめの本 はっぴいえんど アクロン/ファミリー アッシュ アニメ・コミック アークティック・モンキーズ アーケイド・ファイア イーグルス ウィルコ ウィーザー ウォークメン エコー&ザ・バニーメン エレファント・カシマシ オアシス カジヒデキ カルチャー・クラブ カーズ ガンズ&ローゼズ ガールズ キングス・オブ・レオン クラウデッド・ハウス クラウド・ナッシングス クラッシュ クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤー グラスゴーの旅! グリーン・デイ コーネリアス ゴメス ゴーキーズ・ザイゴティック・マンキ サニーデイ・サービス ザ・クリブス ザ・サンデイズ ザ・ジャム ザ・スミス ザ・スリルズ ザ・ハイヴス ザ・ブルートーンズ ザ・ペインズ・オブ・ビーイング・ピュア・アット・ハート ザ・ホリデイズ ザ・ポップ・グループ ザ・ポーグス ザ・ラプチャー シャーラタンズ ショコラ ショーン・レノン ジェフ・バックリィ ジェームス・イハ ジグ・ジグ・スパトニック ジャズ ジョナサン・ファイアー・イーター ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン ジョン・レノン ジーザス・ジョーンズ ジーザス&メリー・チェイン ジーン スウェディッシュ・ポップ スウェード スケルトンズ スタイル・カウンシル ストロークス スネオヘアー スピリチュアル スポーツ スーパーカー スーパーグラス セックス・ピストルズ ソニック・ユース ソフィー・セルマーニ タヒチ80 ダムド ダーティ・プロジェクターズ ティーンエイジ・ファンクラブ デス・キャブ・フォー・キューティー デス・フロム・アバヴ1979 デッド・ツリーズ デュラン・デュラン デヴィッド・シルヴィアン トクマル・シューゴ ドアーズ&ジム・モリソン ニック・ドレイク ニルヴァーナ ハッピー・マンデーズ ハナレグミ ハリケーン#1 ハンサムケンヤ パステルズ パンク/ニューウェイヴ ビョーク ピチカート・ファイヴ フォスター・ザ・ピープル フリッパーズ・ギター フリート・フォクシーズ ブライト・アイズ ブラック・リップス ブラック・レベル・モーターサイクル・クラブ ブラー ブレンダン・ベンソン プライマル・スクリーム ベル&セバスチャン ペイヴメント ホット・ホット・ヒート ボブ・ディラン ボンベイ・バイシクル・クラブ ポール・ウェラー マイケル・ジャクソン マジー・スター マニック・ストリート・プリーチャーズ マンサン マンドゥ・ディアオ ミッシェル・ガン・エレファント メンズウェア ラモーンズ リプレイスメンツ レッツ・レッスル ロシアン・レッド ロックの本 ロック名盤ベスト100 ロック名盤(洋楽) ロック名盤(邦楽) ロングピッグス ローリング・ストーンズ ヴァンパイア・ウィークエンド ヴェルヴェット・アンダーグラウンド 中村一義 佐野元春 夏の1曲! 対決シリーズ! 小沢健二 幕末 幕末・歴史 広島カープ 斉藤和義 日記・コラム・つぶやき 映画 映画・テレビ 曽我部恵一 木村カエラ 歴史 相対性理論 神聖かまってちゃん 競馬 競馬の法則 羊毛とおはな 育児 踊ってばかりの国 踊ろうマチルダ 銀杏BOYZ 音楽 00年代ロック 00年代邦楽 10年代ロック 10年代ロック(洋楽) 60年代ロック 70年代ロック 80年代インディー・ロック 80年代ハード・ロック 80年代洋楽 80年代邦楽 90年代邦楽 90年代UKロック 90年代USロック