ザ・ジャム

『IN THE CITY』ザ・ジャム

『IN THE CITY』THE JAM

In the City 
モッズ少年だったポール・ウェラーがセックス・ピストルズに出会い衝撃を受けパンクに傾倒し、荒削りで若さと勢いにまかせて作られた、ジャムのファースト・アルバム。

じつはジャムは『オール・モッド・コンズ』『セッティング・サンズ』あたりの中期が好きで(グレイテスト・ヒッツでいうとM-6「チューブ・ステイション」~M-10「ゴーイング・アンダーグラウンド」)、それらと比べるとこのファーストは単調な感じがしてそんなに聴いてなかったんです。「イン・ザ・シティ」は文句なく好きだったんだけど。

でもここ1ヶ月ぐらい、車のカーステにこのCDをいれっぱなしにして聴いてたんだけど、完全に俺が間違ってたことに気づきました。

「この街で輝いているのは25才以下のやつらだけ」

若さゆえの確信の強さと弾けるビート、このアルバムから溢れ出てくるエネルギーの熱量はハンパじゃありません。それに勢いだけじゃなく、後のウェラーに通じる高い音楽センスも感じることが出来ます。
ポール・ウェラーの音楽は、一貫して聴く人の背筋をシャキッと伸ばし、人々に活力と希望を与えるものですが、ジャムのファースト・アルバムにその原点があります。

『ART SCHOOL』

 
『SLOW DOWN』
カバー曲ですが、勢いがすごいです。

 
俺の中では長らく、
『ネヴァー・マインド・ザ・ボロックス』セックス・ピストルズ、
『白い暴動』ザ・クラッシュ、
『ダムド・ダムド・ダムド』ダムド、
『アナザー・ミュージック』バズコックス、

が、ロンドン(UK)・パンクのファースト・アルバムのベスト4でしたが、これでジャムのファーストはベスト5に入りました(^^)。

1977年のロンドンの街をリアルに感じることが出来る最高の一枚です。

『SOUNDS FROM STREET』

~USAには海がある
 でもイギリスの少年達にはストリートがある
 そこから心地いい音楽が流れてくるんだ~

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『hurricane bar』マンドゥ・ディアオ vs ザ・ジャム

21世紀初頭、ストロークスやブラック・レベル・モーターサイクル・クラブを筆頭にリアルなロックンロールの復権という大きな波が押し寄せました。その波により、スウェーデンから登場したのが、マンドゥ・ディアオです。

60年代のリズム&ブルーズ、ビートルズやブリティッシュ・ビート・バンドなどから直接的な影響を受けたサウンドを鳴らし、1stアルバム『ブリング・エム・イン』を引っさげて、ワールド・シーンへと殴りこみをかけました。

そんな彼らのセカンド・アルバム『hurricane bar』、

HURRICANE BAR

『クリーン・タウン』

クリアーなサウンド・プロダクションにビートルズ直系のポップ・ナンバーの台頭。 ファーストよりももっと攻撃的でプリミティヴなロックンロールを期待していた(俺みたいな)人にとっては、肩透かしをくうかもしれない微妙なサウンドでした。ただ嫌いではありません。

誰でも「たまらなく好きなメロディ」というのがあると思いますが、俺はこのアルバムの中に、そのたまらなく好きな曲があります。

『ユー・キャント・スティール・マイ・ラヴ』

 
初めは、「ただ、この曲好きやな~」というだけだったんだけど、ある時、この曲って「ザ・ジャムっぽくないか?」という事に気づいたんです。そう思い出すと人間の妄想とはおそろしいもので、「この曲はジャムのカバーということにして、若かりし日のポール・ウェラーがこの曲を歌っている姿」を想像しても、違和感がまったくないのです。
という事は、この曲はザ・ジャムのビート・ナンバーに匹敵くらいのレベルの曲なんじゃないかと(俺の勝手な基準ですが・・・)。

なぜ俺がこの曲がたまらなく好きだったのかという謎が明らかになったところで(^^)、ザ・ジャムの中でも好きな曲ベスト3に入る2曲です。

『チューブ・ステーション』

 
『ゴーイング・アンダーグラウンド』

 
『セッティング・サンズ』ザ・ジャム

 
ザ・ジャムのビートにかなうものはありません!

ちなみに90年代のスウェーデンのロック・バンドには、マザリン・ストリートなんてのもいました。

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『セッティング・サンズ』ザ・ジャム

文学つながりということでというと、生きていることに悩める人間が一度は通るのが、太宰治じゃないでしょうか。俺も二十代の頃は、死を深く考えてた時期があります。
今、映画化されてる『人間失格』が話題になってますが、『斜陽』(setting son)の方がより共感出来たような気がします。いやどっちがどうだったのか、読んだのはずい分前の事なので、もう忘れてしまいました・・・。

『セッティング・サンズ』(1979)

Setting Sons

前作の『オール・モッド・コンズ』で表現の幅をぐっと広げ、
音楽に対する自信と情熱を取り戻したポール・ウェラー。
粗野なエッジを残しながら成熟し、より強靭なロック・ビートとなり吐き出されたザ・ジャムの4作目。
このアルバムでザ・ジャムは、名実共に英国ロック・シーンの頂点に立ちました。

『Thick as Thieves』

 
シングルとして、ずば抜けた曲はありませんが、
アルバムとしての一体感が、非常にスリリングに感じられます。
俺はこのアルバム、もう「細胞」レベルで好きなんですよね~。
何がどう好きなのか説明は出来ないんだけど、
とにかくジャムの中ではこれが一番好きだという(笑)。

『Private Hell』
スゴイ切れ味。

俺がこのアルバムを聴くのは、必ずといっていいほど”昼一”なんです。昼ごはんを食べて「さあ仕事しよか」という時に、やる気を出させて気持ちをシャキッとさせてくれます。

『Wasteland(不毛の荒野)』
このアルバムの中で一番好きな曲。


~もし太陽が輝き
 かっては美しかった僕らの未来を照らしたら
 その一瞬のために笑おうよ
 笑顔を身につけるのは、人生を認めるもの
 勇敢であっても意味のない同情は
 この茶色一色の世界じゃ許されないものさ~


『Saturdays Kids』


『Eton Rifles』

 
巷には数多くのロックンロールが溢れてますが、
ザ・ジャムの「ビート」に敵うものはありません。

 
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