80年代インディー・ロック

『SON OF A GUN』ヴァセリンズvsニルヴァーナvsカヒミ・カリィ

女性アーティストのカヴァー曲(そしてフリッパーズ)という繋がりで、
今さらながらですが、『サン・オブ・ア・ガン』を。

いわずとしれたヴァセリンズの名曲ですが、世間一般に知れわたったのは、この曲をニルヴァーナがカヴァーしたからでしたが、俺もそのうちの一人です。

『ヴァセリンズ』

ザ・ウェイ・オブ・ザ・ヴァセリンズ:コンプリート・ヒストリー

 
この曲の良さもさることながら、ヴァセリンズを取り上げるカート・コバーンのセンスもさすがで、おかげでヴァセリンズという素晴らしいバンドを知る事が出来ました。
ニルヴァーナのカヴァーでは、好きなアーティストの曲をプレイする、無邪気で楽しそうなカートの姿が想像出来ます。

『ニルヴァーナ版』

Incesticide

 
ここまでは、よく知られてる話ですが、このカバーはあんまり知られてないんじゃないかと思ったので紹介します。
カヒミ・カリィと小山田圭吾によるカバーは、インディー・ギター・ポップ好きで、グラスゴーの音楽、ニルヴァーナ、そしてコーネリアスが好きな俺には(カヒミ・カリィも)、嬉しい組み合わせだったのはいうまでもありません。カヒミか小山田どっちの選曲かは知らないけど。

『カヒミ・カリィ&小山田圭吾版』(1997)

カヒミ・カリィ/LE ROI SOLEIL

 
グラスゴーからシアトル、そして日本の渋谷(系)へと、
時代や国境を超えて、音楽とそのスピリットは繋がっているのです。

 

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なぜか今『ジーザス・ジョーンズ』がキテます!

そうなんです、
なぜか今、俺の中で「ジーザス・ジョーンズ」がキテるんです!
キテるといっても、ここ2~3週間よく聴いてるというだけで、
すぐに飽きて、聴かなくなるかもしれませんが(笑)。

ここで、ジーザス・ジョーンズを知らない人の為に、
簡単なバイオグラフィーを書いてみます。

1988年、結成。
1989年2月、シングル「インフォ・フリーコ」でデビュー。
     9月、ファースト・アルバム『リキダイザー』発表。
1991年1月、セカンド・アルバム『ダウト』発売。
        →世界中で大ヒット。
 1993年、サード・アルバム『パーヴァース』でコケる??

・・・と、こんなとこでしょうか。

音の方は、ノイジーなキーボードやサイケデリックなギターとロックをベースに、ハウスやヒップホップのビートを取り入れ、ひたすらかっこいいサウンドを鳴らすという、簡単に言えば『ミクスチャー・ロック』の元祖的存在。

ストーン・ローゼスが優等生的なロックだとすると、ジーザス・ジョーンズはもっとハチャメチャでやんちゃなバンドだったと言えるでしょう。

『リキダイザー』、とくに『インフォ・フリーコ』は超かっけーです(笑)。

 リキダイザー
『インフォ・フリーコ』

 
『ネヴァー・イナフ』

『ブリング・イット・ダウン』

 
『リキダイザー』、もう20年前のものですからね~、
俺的には全然古さを感じませんが・・・。

そして当時よく聴いたセカンド・アルバム『ダウト』。

ダウト
ファーストがやや単調でインパクトが希薄だったのに対し、ごった煮サウンドにますます磨きがかかり、さらにポップでヴァラエティにとんだものになってます。

このアルバムは世界中でヒットし、シングル『ライト・ヒア、ライト・ナウ』はアメリカでNO.1になったんじゃなかったかな??

『ライト・ヒア、ライト・ナウ』

~ラジオで女が革命を語る
 それも既成の事実として
 ボブ・ディランが歌ってた時代 こんなことは夢だった
 なあ 生きるっていいことだぜ

 俺は生き 待ち続けた
 ただこのために 俺は待ち続けて来た

 今 この場所
 俺の居場所はここ以外にはない
 たった今 まさにこの場所で俺は
 歴史の呪縛から世界が立ち上がるのを見ている~

 
『インターナショナル・ブライト・ヤング・シング』



~世界中の希望に満ちた若者達
 お前らが世界を揺るがす~

 
そして問題のサード・アルバム『パーヴァース』。

パーヴァース
何回か聴いて、よく分からなかったアルバムです・・・、世間的にもそんな感じの評価で、当時、中古屋では大量に叩き売りされてました。

ただ音楽性として、当時としては早すぎた可能性があるかもしれないので、もう一度聴いてみようと思ってます。数回聴いただけなのでどんなだったか全然覚えないし、最近もファーストばっかり聴いてるので。

このアルバム以降はロック・シーンから抹殺され(俺の中で)、ジーザス・ジョーンズの記事も見かけたことないので、このバンドは音楽地図的にいったいどういう位置づけなんでしょう??誰か教えてください(笑)。

それとジーザス・ジョーンズ、知らない人は聴いてみてください!
 

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『ジャスト・ライク・ハニー』ジーザス&メリー・チェイン

「97年3月に”JUST LIKE HONEY”という曲を
世界中でたったひとり 口ずさんだ男だった」


こう『GOD ONLY KNOWS』の中で歌ったのはコーネリアスですが、俺もこの曲にはポップ・ミュージックの魔力のような、特別な雰囲気を感じていたので、小山田圭吾も同じようなことを感じてるのかなと思いましたね。

『ジャスト・ライク・ハニー』

『サイコキャンディ』(1985)

サイコ・キャンディ

ただ、この曲が収められた、「セックス・ピストルズ以来の衝撃」と評されたデビュー・アルバム『サイコキャンディ』は、そんなに大好きという訳でもないんですよね。いやこの年になるとあのフィードバックノイズが耳障りというか。ボビーのドラムもなんかおざなりな感じがして(勝手な思い込みですが)。
『アップ・サイド・ダウン』とか初期の曲も好きなんだけど、やっぱりあのノイズが、今となってはちょっと受け付けません。

でも似たようなタイプで、同じく1985年に出たハスカー・ドゥ(こちらはUSハード・コア)の『ニュー・デイ・ライジング』なんかは大好きなんですけどね。最近聴いてないんだけど。

ジザメリのベストを聴いていて、俺が1番テンションがあがるのは、「エイプリル・スカイズ」のイントロが流れて来る瞬間で、その後の中盤の怒涛の流れがとくに好きなんですよね。
ということで俺は中期派ということになるんでしょうが、やっぱりジザメリは甘いメロディと暴力的なフィードバックノイズが最高だぜ!という意見も理解できます(^^)。

 21シングルズ:ザ・ベスト・オブ

そんな俺は、今日も『ジャスト・ライク・ハニー』を聴きながら、
こう、うそぶいてます。

「2009年の3月に世界中でたった一人、
”ジャスト・ライク・ハニー”を口ずさんでいる男」だと(笑)。

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