90年代邦楽

枯れ葉が舞い散る季節に『サニーデイ・サービス』

天気がよければ、どこか紅葉でも見に行きたい気分です。

『サニーデイ・サービス』(1997)

サニーデイ・サービス

サニーデイの最高傑作に挙げる人も多い4thアルバム。

曲によって夏の歌詞の曲もあるけど、やっぱりこのアルバムが一番似合うのは、この季節(秋)でしょうね。
実際俺も、この時期によく聴いてます。

『NOW』
歌詞は夏だけど、名曲です。

 
このアルバムのジャケットは、イギリスの田園風景の写真が使われてるんだけど、その経緯については以前、曽我部恵一本人から聞いてるので、そのあたりの詳しい話に興味があれば、こちらを参考にしてください。

→名盤の旅!『サニーデイ・サービス』~ジャケットの風景写真~

 
~枯れ葉が舞い散ればきみは気づくだろう
 その部屋を季節が通り過ぎ染め上げて行ったのを

 枯れ葉の季節にだれかは旅に出る
 恋人を遠くに残したまま氷の季節へと
 氷の季節へと~
                『枯れ葉』

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『SON OF A GUN』ヴァセリンズvsニルヴァーナvsカヒミ・カリィ

女性アーティストのカヴァー曲(そしてフリッパーズ)という繋がりで、
今さらながらですが、『サン・オブ・ア・ガン』を。

いわずとしれたヴァセリンズの名曲ですが、世間一般に知れわたったのは、この曲をニルヴァーナがカヴァーしたからでしたが、俺もそのうちの一人です。

『ヴァセリンズ』

ザ・ウェイ・オブ・ザ・ヴァセリンズ:コンプリート・ヒストリー

 
この曲の良さもさることながら、ヴァセリンズを取り上げるカート・コバーンのセンスもさすがで、おかげでヴァセリンズという素晴らしいバンドを知る事が出来ました。
ニルヴァーナのカヴァーでは、好きなアーティストの曲をプレイする、無邪気で楽しそうなカートの姿が想像出来ます。

『ニルヴァーナ版』

Incesticide

 
ここまでは、よく知られてる話ですが、このカバーはあんまり知られてないんじゃないかと思ったので紹介します。
カヒミ・カリィと小山田圭吾によるカバーは、インディー・ギター・ポップ好きで、グラスゴーの音楽、ニルヴァーナ、そしてコーネリアスが好きな俺には(カヒミ・カリィも)、嬉しい組み合わせだったのはいうまでもありません。カヒミか小山田どっちの選曲かは知らないけど。

『カヒミ・カリィ&小山田圭吾版』(1997)

カヒミ・カリィ/LE ROI SOLEIL

 
グラスゴーからシアトル、そして日本の渋谷(系)へと、
時代や国境を超えて、音楽とそのスピリットは繋がっているのです。

 

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『Groove Tube』フリッパーズ・ギター vs. meg

『Groove Tube』(1991)フリッパーズ・ギター

 
フリッパーズ・ギターはご存知、「日本のセックス・ピストルズ」的存在のバンド(分かる人は分かると思いますが)。
この『グルーヴ・チューブ』は、ちょっぴりエッチな歌詞を、当時流行ってた”マンチェ・ビート”に乗せた、フリッパーズ史上最もエロ度数が高い曲です。

そのフリッパーズの名曲をカヴァーしたのがコレです!

『Groove Tube』(2003)meg

GROOVE TUBE

 
今日の本題は、こっちです。
原曲に忠実なカバーですが、この曲を取り上げるというセンスを含めて、若くてかわいい女の子が歌っているということで、こっちの方が好きかもしれません(^^)。
じつは、megなんですが、このシングルを買っただけで、
これ以降聴いたことがありません・・・。
中田ヤスタカと組んでるという事は、
Perfumeっぽいんでしょうか?

みなさんの好みはどちらでしょう??

journey(初回限定盤)

 

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『one too many』Chocolat

2000年代が木村カエラなら、90年代後期はショコラでした。
モデル出身の女性シンガーといえば。

ただ木村カエラが天性のスター性で、一般的なポピュラティを獲得しているのに対して、ショコラの場合は、あくまでロック畑でのみ愛されてました。もちろん俺も好きでした(^^)。

『one too many』(1998)

one too many Chocolat

ショコラのデビュー・アルバム。
カジ・ヒデキ、スーパーカー、ニール&イライザ、後の旦那・片寄明人(GREAT3)、黒沢秀樹、神田朋樹といった面々が参加していて、決して歌は上手くはないけど、ヴァラエティにとんだそれぞれの楽曲がショコラの魅力を引き出しています。

今の季節にぴったりなのが、『もうひとつの雨』

 
スーパーカーの2人(石渡淳治&中村弘二)による「ステキな車で走りぬけて」は、そのままスーパーカーでミキちゃんが歌ってもいいような曲。
飼っていたハムスターが死んだ時に書いたというショコラの詞に、ナカコーが曲をつけた「MOMO」はアルバムの中で1番好きな曲です。当時の心境的に、この曲の歌詞がはまったというのもあるけど・・・。

他にもカジくんらしい爽やかな初夏の風を感じる「SUN LEMONADE」、恋をしている時にぴったりな「かなえるよ」や「恋をしたなら」などロマンチックな曲があります。

『恋をしたなら』

この曲はニール&イライザの松田岳二と堀江博久(現the HIATUS)によるものです。

このアルバム、懐かしくも甘酸っぱい想いと、
キュートな魅力がたくさんつまったアルバムです。

当時、ローソンのCMに出てたんだけど、かわいかったですね(^^)。
バックの曲はカジくんの「フォーリング&ラヴィング」でした。

最後に、デビュー・マキシの『ショコラ・ア・ラ・モード』から、
今の季節にぴったりなこの曲。

ショコラ・ア・ラ・モード

『ブルーでハッピーがいい』

 
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『午前8時の脱走計画』シンバルズ

朝から暑いです。
もしくは雨がうっとうしいです。
仕事に行くのが「かったるいな~」と思った時は、
この曲がぴったりです。

『午前8時の脱走計画』(1999)シンバルズ

アナーキズムなポップ・センスに溢れてます。

午前8時の脱走計画
このファースト・マキシシングルのジャケットは、ストーンズのパロディで、3曲目の「STUPID GIRL」はストーンズのカヴァーです。

このメジャー初期の戦略性、今のアーティストでいうと、
「相対性理論」とよく似ています。音楽的にはちょっと違うけど。
センスのいい楽曲を作る男子(沖井礼二)と
女子のヴォーカル(土岐麻子)というのは一緒。

『シフォン主義』相対性理論

通勤の車の中や、通勤電車に揺られながら、iPodででも聴いてください。俺はそんなハイテクなものは持ってませんが・・・。
それかいっそサボってみてもいいかもしれません。
もちろん実際にはそんな事出来ないので、空想ででも(笑)。

『That's Entertainment』(2000)

That's Entertainment

その後出た、シンバルズのファースト・アルバム。
洒落た雰囲気の極上ポップスが楽しめます。
簡単に言えば、フリッパーズ・ギターと
ピチカート・ファイブの延長戦上。
ただ俺は、「午前8時の脱走計画」やセカンド・マキシ収録の「コメディ・ショウ」といった曲が好きだったので、これらの曲が未収録という点で、物足りなさを感じます。
ブルー・トーンズのファーストに「アー・ユー・ブルー・オア・アー・ユー・ブラインド」と「コロラド・ビートル」が入ってないのと同じようなもんです。

シンバルズに興味を持った人がいれば、俺の好きなこの2曲が入っているベスト・アルバム『Anthalogy』あたりを聴いてみるといいかもしれません。
オリジナル・アルバムと比べてジャケットはイマイチだけど。

anthology
 

セカンド・シングル『RALLY』

 
サード・シングル『My Brave Face』

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『3月生まれ/マジック・カーペット・ライド』ピチカート・ファイブ

~そうよ、3月生まれは気まぐれなの~

3月生まれの俺にとっては、この時期になると思い出すというか、頭の中で流れたりしています(^^)。

ただ「ユーチューブ」で探してもないみたいなので、名曲がたくさんあるピチカート・ファイブの中でも1・2を争うくらいの好きな曲、
『マジック・カーペット・ライド』を。

実はこの「マジック・カーペット・ライド」と「陽の当たる大通り」は、自分の結婚式の披露宴の、キャンドル・サービスの時に流したんですよね(笑)。

2曲とも、歌詞が大好きなんです。

 
君と僕は 不思議だけど
昔から友達だよね
2000光年を愛しあってる
そんな風に感じたりしない?

そして二人 いつの間にか
年をとってしまうけど
いつまでも二人遊んで暮らせるならね

マジック・カーペット・ライド

魔法みたい 目が覚めると
君がいる花のような香り
2000光年をペルシャ絨毯で
もう一度ひとっ飛びしましょ

そしてふたり いつの間にか
年をとってしまうけど
いつまでもふたり遊んで暮らせるならね

マジック・カーペット・ライド

そしていつか 僕達にも
子供が生まれるだろう
いつまでもふたり遊んで暮らせるなら
おんなじベッドで抱き合って死ねるならね

マジック・カーペット・ライド・・・

俺は根っからのロマンチストなので、こういう曲に惹かれます(笑)。
 

ところで話は変わり、WBCの侍ジャパンはなんとか決勝トーナメントに進みました!・・・が、広島の栗原は今頃招集っすか・・・、力のある左ピッチャーが来ればお手上げな打線だったので、初めから選んどけばいいのに・・・と思います。たしかに監督とすれば自分のとこのチームの選手の方が使いやすいというのはあるでしょうが・・・。

 
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『LIFE』小沢健二

人生で1番大事なことは何か?
そう問われれば、それは間違いなく『愛』です。

この時代に「愛」って言っても薄っぺらく感じるかもしれないし、人それぞれ、その人の価値観によって違うという意見もあるかもしれませんが、それはただその人が「知らない」だけのことで、「人は何のために生きているのか?」という魂レベルの話をすると、それは「愛の意味を知るため」に他なりません。

一言で『愛』といっても、そのカタチはさまざまです。
ただ言えるのは「愛することはむずかしい」ってことです(^^;)。

前置きが長くなったので、
ここまでのくだりは無視してください(笑)。

『LIFE』(1994)小沢健二

LIFE

ロックとはある意味コケおどしの音楽で、とくに若い頃は、いかにクールでいるか、かっこよく見せるかという部分があると思うんだけど、そんなフリッパーズ・ギター(日本のセックス・ピストルズ)時代を経て、ソロになってからの2枚目のアルバム。

前回も書きましたが、この頃のオザケンに対しては、”軟弱”というイメージがあり、聴いたことがなかったんだけど、何年後かに聴くようになって、このアルバムの良さがだんだんとわかるようになりました。

小沢健二もパンク(ニュー・ウェイヴ)の影響を受けて音楽を始めたんだと思うので、多分若い頃はこういう音楽をやるのはかっこ悪いと思ってただろうというのは想像出来ます。

そういうオザケンが、てらいもなく『愛』について歌ったこの『LIFE』は、クールに見せることよりも、本当に大事なことについてありのままに歌うことが、もっとも”硬派”なんだというのを教えてくれる、この時期のオザケンだからこそ作りえた奇跡的な一枚。

『ラブリー』

~とても寒い日に 僕ら手を叩き 朝が来る光 分かり合ってた!
 
 それで LIFE IS COMIN’BACK 僕らを待つ
 OH BABY LOVELY LOVELY こんなすてきなデイズ
 世界に向かってハローなんつって手を振る
 OH BABY LOVELY LOVELY 機嫌無敵なデイズ
 いつか僕ら外に飛び出すよ 君と僕とはドキドキしてるよ
 誰かの待つ歩道を歩いてく
 OH BABY LOVELY LOVELY WAY 息を切らす~
 

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『刹那』小沢健二

今日あたりからぼちぼちと大掃除でもしようと思い、まず部屋の片すみに散りばったり、積み上げられたCDを片付けていました。

すると小沢健二の『刹那』の歌詞カードが出てきました。

刹那

そこには「2003.12.27」と記されてたので、
このアルバムが出てからちょうど5年なんですね。

オザケンのアルバム未収録のシングルを集めたものですが、
やっぱり収録曲の少なさにガッカリしましたね。
個人的には、まだまだ未収録の素晴らしい曲がたくさんあるので、それらのすべてが収められてたらよかったのに・・・、と思ったものです。
続編みたいなのが出るのかと思ったけど、出ないままだし。
とくにバングルズの「マニック・マンデー」と同じイントロの
「恋しくて」が好きなので入れて欲しかったです。

というのも、当時(90年代初め)俺は洋楽ばかり聴いてたので、オザケンは聴いたことがなく(フリッパーズ・ギターも知らなかったので、当時の露出的に”軟派”なイメージがあった)、後にオザケン好きだった知り合いの女の子に編集テープをもらって聴いたのが最初でした。ちなみにその子とは、サニーデイ・サービス、カジヒデキ、スーパーカー、コーネリアスなど音楽の趣味が似ていました。
テープしかこの時期のはないので、聴きたくても聴けないんです。
 

今年もあとわずかで終わりです。
このブログに来てくださったみなさん(通りがかりの人も)、
どうもありがとうございました。

来年もよろしくお願いします!
一生に一度しかない一年なので、素晴らしい年にしましょう(^^)。

さてと「痛快ウキウキ通り」を歩いていくとするか(笑)。

~喜びを他の誰かと分かり合う
 それだけがこの世の中を熱くする
 立ち止まり 息をする 暖かな血が流れていく
 心の中でずっとキラキラ弾ける!

 長い長いアラビアン・ナイト ほんの一夜の物語を行こう!

 それでいつか君と僕とは出会うから
 お願いはひとつ 笑顔で応えてと
 唾を吐き 誓いたい それに見合う僕でありたい
 しびれっぱなしの手のひら 鼻水出りゃこすりながら
 痛快に降る雪の中歩いてく!~
 

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『キラー・ビーチ』ミッシェル・ガン・エレファント

夏になると必ず聴きまくってる曲。

「キラー・ビーチ」ミッシェル・ガン・エレファント

 ギヤ・ブルーズ

アルバム『ギヤ・ブルーズ』収録。
チバユウスケの詞もなにもかも文句なくかっこよく、海水浴の人でごった返すビーチで、大音量でかければ痛快でしょうね。

とはいっても、俺は人の多い海水浴場には行くことはないけど。
泳ぐとすると、家から歩いて行けるくらいのところに海があるので、
そこのプライベート・ビーチでいつも泳ぎます(^^)。

ミッシェルのアルバムだと、初めてミッシェルを聴いたというインパクトとサイケでかっこいいジャケットを含めて、『チキン・ゾンビーズ』の方が好きです。

Chicken Zombies

このジャケットの元ネタはブルー・チアーというプロト・メタルバンド。

 Blue Cheer/Vincebus Eruptum

ちなみにミッシェルのバンド名は、チバの友達がダムドの
『マシンガン・エチケット』を読み間違えた事から。

パンク・ロック&ビーチつながりでいうと、
ラモーンズの『ロッカウェイ・ビーチ』もぜひ一緒に聴いてください!
こちらも痛快な一枚!

『ロケット・トゥ・ロシア』

Rocket to Russia

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今の季節にぴったり!「TEA」カジヒデキ

今の季節(とくに朝)にぴったりなアルバムです。

『TEA』カジヒデキ

TEA

前作の「ミニ・スカート」は傑作でした。
渋谷系、スウェディッシュ・ポップ、キラキラしたドリーミーポップといろんな要素がつまってるんですが、カジくん流の「パンク精神」を貫いているアルバムです。

MINI SKIRT DELUXE EDITION(DVD付)

1曲目の「ラ・ブーム」は、当時好きだったベン・フォールズ・ファイヴの「ジュリアンヌ」まんまのナンバー。
フリッパーズ・ギターに連なる、スタイルにこだわらない、アティテゥードとしてのパンク精神を内包しているアーティストで、こういう人が昔から今に至るまで好きですね。

さてアルバム「TEA」ですが、発表当時はハイ・テンションな「ミニ・スカート」に比べて、地味な印象でしたが、今では「こっちの方が好きかも?」と思ってます。
確か、当時付き合ってた彼女と別れたときに作ったアルバムだったと思うので、そういうモードだったんでしょうね(これはサニーデイの傑作「愛と笑いの夜」と同じ)。

この季節に合うので、俺は午前中、ほとんど毎日聴いてます(^^)。

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