今回は「名盤の旅」シリーズの2回目(シリーズ化?)。
サニーデイ・サービスの4枚目「サニーデイ・サービス」
セカンド「東京」では、サニーデイ節の確立、
サード「愛と笑いの夜」では、バンドとしてのダイナミズムを獲得、
このアルバムで初めてバンド名をタイトルにした意欲作。
前2作のように突出した曲はありませんが、
(やっぱり「恋におちたら」や「サマー・ソルジャー」は名曲だし、
個人的な好みでは、前2作がサニーデイの中では好きです)
ラフな肌触りのサウンドで、トータルアルバムとして評価出来る作品。
じつは、このアルバムにはある疑問があったんです。
それは、「アルバム・ジャケットの風景写真」についてでした。
ティーンエイジ・ファンクラブの傑作アルバム『ソングス・フロム・ノーザン・ブリテン』のアルバムジャケットは、彼らの地元であるグラスゴーの風景写真なんですが、どことなく雰囲気が似てるなあ・・・と。
曽我部恵一は、ティーンエイジ・ファンクラブの傑作アルバム
「ハウディ!」のライナーを書いてた事もあり、
何か影響を受けてるのかな?とか思ってたりしたので、
その事を、曽我部恵一(ローズ・レコード)のbbsで
聞いてみたところ、こういう答えが返ってきました。
以下、ノーカットでお届けします(笑)。
こんちはー。
ティーネイジ・ファンクラブ(以下TF)について。。。
ぼくはファースト『カソリック・エデュケイション』ってのが好きで、
すり切れるほど聴いたのでした(最初に手に入れたのはアメリカ盤CD、その後ゲイトフォールド・ジャケットの英国盤アナログを手に入れた)。
そして2枚目、3枚目とどんどん名作を生み出していく
TFが大好きでした。
ちなみに第一回目のサマソニにはTFもサニーデイも出てて、
楽屋でノーマンと喋ったことが忘れられません。
気さくなあったかい人でした。TFのことは、いつもそのときの
ノーマンの笑顔とともに思い出すのです。
ちなみに、TFの前身バンド<ボーイ・ヘア・ドレッサーズ>の
唯一のEPはマジで大名作です!!
そしてアルバム『サニーデイ・サービス』のジャケについて。
あのときはピンク・フロイド(以下PF)の『原始心母』の
ジャケを抱えて牛がいる風景を探していたのでした。
場所は名前も忘れたロンドンの片田舎。
いくら探してもそんな風景が見つからないので、ぼくたちは
タクシーの運転手さん(50歳くらい)に声をかけた。
『原始心母』のジャケットを見せて、
「こんな場所へ連れてってくれ」と。
そしたらなんと運転手さん、「おう、お前らもPF好きなのか?」ときた。「オレはシド・バレット(以下SB)がいたときがいちばん好きだけどもな」とも。
そして「まかせときな」と連れてってくれたのが
『あの場所』だったのでした。撮影中、その運転手さんは
煙草を吸いながらニコニコと待っていてくれました。
ご清聴ありがとうございました。
とこのように、多少のユーモアを交えながら、
詳しいいきさつを語ってくれたのでした(^^)。
いやいや曽我部さん(同い年、学年でいえば俺はいっこ上ですが)、
こちらこそありがとうございました!
何気ない質問に、こんなに詳しく答えてくださいまして(笑)。
こうして、10年間の長きにわたった
俺の「心のもやもや」が晴れたのでした(^^)。
名盤の旅「曽我部恵一」
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