サニーデイ・サービス

枯れ葉が舞い散る季節に『サニーデイ・サービス』

天気がよければ、どこか紅葉でも見に行きたい気分です。

『サニーデイ・サービス』(1997)

サニーデイ・サービス

サニーデイの最高傑作に挙げる人も多い4thアルバム。

曲によって夏の歌詞の曲もあるけど、やっぱりこのアルバムが一番似合うのは、この季節(秋)でしょうね。
実際俺も、この時期によく聴いてます。

『NOW』
歌詞は夏だけど、名曲です。

 
このアルバムのジャケットは、イギリスの田園風景の写真が使われてるんだけど、その経緯については以前、曽我部恵一本人から聞いてるので、そのあたりの詳しい話に興味があれば、こちらを参考にしてください。

→名盤の旅!『サニーデイ・サービス』~ジャケットの風景写真~

 
~枯れ葉が舞い散ればきみは気づくだろう
 その部屋を季節が通り過ぎ染め上げて行ったのを

 枯れ葉の季節にだれかは旅に出る
 恋人を遠くに残したまま氷の季節へと
 氷の季節へと~
                『枯れ葉』

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夏の終わり。「海岸行き」サニーデイ・サービス

9月に入っても、日中はまだまだ暑い日が続きますが、
夜になると秋の気配を感じたりもします。

”夏の終わりを感じさせる曲”で思い浮かぶのは、これです。

「海岸行き」サニーデイ・サービス

愛と笑いの夜

サニーデイ・サービスのアルバムの中では、もっともエモーショナルで最高傑作との呼び声も高い(俺的に)、『愛と笑いの夜』に収録されているナンバー。

とくにラストの3曲、「週末」~「サマー・ソルジャー」~「海岸行き」という流れは、内包されたテンションがすさまじく、曽我部恵一の底知れない才気を感じる事が出来ました。

サニーデイ再結成後に出演した、ライジング・サンのセット・リストを見てみると、俺の希望(予想)通り、「週末」~「サマー・ソルジャー」という流れで演奏してましたね。絶対観たかったー。


「海岸行き」

渚には語られなかった物語が眠ってるんだ
熱く焼けた砂浜を歩く 真昼の夢を探しに行こうか
渚にてふたりは冬を待つ ふたりだけで季節を越えようか
麦わらをまぶかに被った可愛いあの娘が微笑みかけた
すぐに秋が来て海にはだれもいなくなる

砂浜にパラソルの色が溶け出して遠くまでひろがった
どこからか子供たちの声が聞こえて来たそんな夏の午後でした

太陽が沈みかけたら波打ち際に文字を書こう
いつもなら消えてしまうそんな言葉を焼きつけようか
渚にてふたりは漂う 水平線を越えてしまおうか
麦わらをまぶかに被った可愛いあの娘が目を閉じた
すぐに秋が来て海にはだれもいなくなる

砂浜にパラソルの色が溶け出して遠くまでひろがった
どこからか汽笛を鳴らす船が近づいてそしてまた遠ざかった

 

『サマーソルジャー』

 

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サニーデイ・サービス再結成!

サニーデイ・サービスが再結成したみたいですね。

とはいっても、ソロとかソカバンが充実してる、
このタイミングでの再結成って、そんなに深い意味はなさそうです。

曽我部恵一のダイアリーを読んだら、解散した日に
「7年後に、それぞれが頑張っていたらもう一度やろうね」
といって、8年がたったからだそうです。

その間、丸山くんは何してたんだろう??
田中くんは「スクービー・ドゥ」のマネージャーをしてて(今はスネオヘアーのマネージャーらしい)、夏フェスでソカベと一緒に、3分の2サニーデイをやってたライブは見たけど。
その時に「サマー・ソルジャー」が聴けたのは嬉しかったです(^^)。

夏フェスといえば、「ライジング・サン」に出演するみたいですね。
「週末」~「サマー・ソルジャー」という流れで聴けたら、最高ですね。

それにしても相変わらず曽我部恵一は、
創作意欲にみちあふれてますね~。

ローズ・レコードの運営に、ソロ、ランデヴー・バンド、
曽我部恵一バンド、それにサニーデイ・サービス。

ファンとしては、ライブを観に行く時、選択支がふえていいと思います。今だに色褪せない、サニーデイの名曲を再び聴けるのが嬉しい人もいるだろうし。俺はまた「サマー・ソルジャー」が聴きたいです。

ソロになってからのソカベはサニーデイの頃のような、「魔法がかった曲」というのはまだないので、この再結成によって今後、ソロや曽我部恵一バンドにどういった影響を与えるのかが楽しみです。

サニーデイで、新しい曲を作ったりするのかは分かりませんが、
曽我部恵一バンド名義での「名盤」誕生を期待してます!

今日の一枚!
ロック史上、最もピースフルなライヴ・アルバム。

『FUTURE KISS』

FUTURE KISS

最後のアルバムが幼稚園でのライヴ盤って、
サニーデイらしいですね。

 
『サマー・ソルジャー』

 

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サニーデイのラスト・アルバム!「LOVE ALBUM」

最近、夜によく聴いてるのが、このアルバムです。
サニーデイ・サービスのラスト・アルバムとなった、

「LOVE ALBUM」

LOVE ALBUM

『東京』以降のサニーデイは、アルバム毎に音の表情を変えていきますが、ラストとなるこのアルバムでは、生演奏にこだわってきたバンドのタブーを破り「打ち込み」を導入し、スウィートでメロウな曲がアルバムの大部分を占めています。

当時の俺は、サニーデイにもっとロック的なものを求めていたので、
悪くはないけど、それほど好きだというほどにはなりませんでした。

でも今の耳で聴くと、完成度がかなり高いことに気づきます。
サニーデイのアルバムでもベスト3に入るんじゃないでしょうか。
(とくに今の気分では)
普遍性という点では、1番かもしれません。

スウィートでメロウな曲の中にあって、”ラスト・アルバム”という事を象徴しているような歌詞の「胸いっぱい」がサニーデイらしいポップで1番好きな曲です。

”胸いっぱいの思い出を
 抱えたその両手に傷
 こぼれる涙が物語の始まり
 夏には咲き誇り
 冬には枯れてしまう恋
 昨日と今日と明日を
 駆ける旅の出来事”

そして最後は、ラフなロックンロール・ナンバーの
「WILD WILD PARTY」で終わってるというのがいいですね。

「春の夜」に聴くとぴったりくるアルバムです。

ちなみにツアー限定の『PARTY LOVE ALBUM』に入ってる、
「WILD WILD PARTY」のリミックスも最高です(^^)。

 

『夜のメロディ』

『魔法』

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『東京』/「あじさい」サニーデイ・サービス

カジヒデキのアルバム「TEA」につづいて、
この時期にぴったり!といえば、
曲名の通り、サニーデイ・サービスの「あじさい」です。

自分ちの庭にも今、あじさいが咲いてるんだけど、
それを見ると頭の中に、この曲が流れたりします(^^)。

東京

この曲は、アルバム『東京』に入ってます。

もう10年くらい前になりますが、「恋愛モード」の時に、
このアルバムに入っている「恋におちたら」や「会いたかった少女」をよく聴いてました。その当時、”運命の人”に出会った頃だったので、そういう想いがあり、俺にとって『東京』は思い入れのあるアルバムですね。

曽我部恵一バンドのデビュー・アルバム『キラキラ』に、
セルフ・カバーの「青春狂走曲」が入ってますが、
オリジナルは『東京』に入ってるので、聴いた事ないな~という人がいれば、ぜひ聴いてみてください!

 

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名盤の旅!「サニーデイ・サービス」~ジャケットの風景写真~

今回は「名盤の旅」シリーズの2回目(シリーズ化?)。
サニーデイ・サービスの4枚目「サニーデイ・サービス」

サニーデイ・サービス

セカンド「東京」では、サニーデイ節の確立、
サード「愛と笑いの夜」では、バンドとしてのダイナミズムを獲得、
このアルバムで初めてバンド名をタイトルにした意欲作。

前2作のように突出した曲はありませんが、
(やっぱり「恋におちたら」や「サマー・ソルジャー」は名曲だし、
個人的な好みでは、前2作がサニーデイの中では好きです)
ラフな肌触りのサウンドで、トータルアルバムとして評価出来る作品。

じつは、このアルバムにはある疑問があったんです。
それは、「アルバム・ジャケットの風景写真」についてでした。
ティーンエイジ・ファンクラブの傑作アルバム『ソングス・フロム・ノーザン・ブリテン』のアルバムジャケットは、彼らの地元であるグラスゴーの風景写真なんですが、どことなく雰囲気が似てるなあ・・・と。

ソングス・フロム・ノーザン・ブリテン

曽我部恵一は、ティーンエイジ・ファンクラブの傑作アルバム
「ハウディ!」のライナーを書いてた事もあり、
何か影響を受けてるのかな?とか思ってたりしたので、
その事を、曽我部恵一(ローズ・レコード)のbbsで
聞いてみたところ、こういう答えが返ってきました。

以下、ノーカットでお届けします(笑)。

こんちはー。
ティーネイジ・ファンクラブ(以下TF)について。。。

ぼくはファースト『カソリック・エデュケイション』ってのが好きで、
すり切れるほど聴いたのでした(最初に手に入れたのはアメリカ盤CD、その後ゲイトフォールド・ジャケットの英国盤アナログを手に入れた)。
そして2枚目、3枚目とどんどん名作を生み出していく
TFが大好きでした。

ちなみに第一回目のサマソニにはTFもサニーデイも出てて、
楽屋でノーマンと喋ったことが忘れられません。
気さくなあったかい人でした。TFのことは、いつもそのときの
ノーマンの笑顔とともに思い出すのです。

ちなみに、TFの前身バンド<ボーイ・ヘア・ドレッサーズ>の
唯一のEPはマジで大名作です!!

そしてアルバム『サニーデイ・サービス』のジャケについて。
あのときはピンク・フロイド(以下PF)の『原始心母』の
ジャケを抱えて牛がいる風景を探していたのでした。
場所は名前も忘れたロンドンの片田舎。
いくら探してもそんな風景が見つからないので、ぼくたちは
タクシーの運転手さん(50歳くらい)に声をかけた。
『原始心母』のジャケットを見せて、
「こんな場所へ連れてってくれ」と。
そしたらなんと運転手さん、「おう、お前らもPF好きなのか?」ときた。「オレはシド・バレット(以下SB)がいたときがいちばん好きだけどもな」とも。
そして「まかせときな」と連れてってくれたのが
『あの場所』だったのでした。撮影中、その運転手さんは
煙草を吸いながらニコニコと待っていてくれました。

ご清聴ありがとうございました。

とこのように、多少のユーモアを交えながら、
詳しいいきさつを語ってくれたのでした(^^)。

いやいや曽我部さん(同い年、学年でいえば俺はいっこ上ですが)、
こちらこそありがとうございました!
何気ない質問に、こんなに詳しく答えてくださいまして(笑)。

こうして、10年間の長きにわたった
俺の「心のもやもや」が晴れたのでした(^^)。

Atom Heart Mother

名盤の旅「曽我部恵一」

 
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