90年代USロック

『THE STUDIO ALBUMS 1990-2009』グリーン・デイ

ふと思ったんだけど、洋楽のロックを聴く人の割合ってどれくらいなんだろうか?俺が洋楽を聴き始めた80年代はかなりのものだったと思うけど。
簡単に考えてみると、広い意味で洋楽を聴く人が5人に1人(もしかすると10人に1人?)、その中でロックを聴く人が半分、その中でビートルズやローリング・ストーンズ、ハードロックといったオールド・ロックじゃなく現在進行形のロックを聴いている人が半分、さらにその中でも、洋楽を聴かない人でも知っているようなメジャー系のアーティスト(例えばレッド・ホット・チリ・ペッパーズ、グリーン・デイ、レディオヘッド、コールド・プレイ、元オアシスのギャラガー兄弟など)をほとんど聴かない、俺みたいなひねくれ者ってどれくらい?頭悪いので計算出来ません(笑)。

そんな俺が買ってしまったのがこのBOXです。

『THE STUDIO ALBUMS 1990-2009』GREEN DAY

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9月から『UNO!』、『DOS!』、『TRE!』の3部作が順次発売されるとか、ビリー・ジョーが薬物治療で当面の活動がキャンセルとか、なにかと話題のグリーン・デイ。
そのグリーン・デイの過去のアルバム8枚組が(俺が買った時で)2300円というのを見た時、思わず「安っ!」とついつい買ってしまいました。これは5CDシリーズ(5枚組で1800円)やPILの『Plastic Box』よりも一枚単価にすると安いです。
今まで一切興味なく、アルバムを一枚も持ってなかったというのも決め手のひとつでしょうか。

なぜグリーン・デイに一切興味がなかったかを書いてみます。

「グリーン・デイと俺」
まず『ドゥーキー』が爆発的に売れてたので、とりあえずレンタルして聴いてみましたが、単純に俺の好みじゃありませんでした。売れているというので、逆にひいてしまったというのもあるかもしれません。USパンクだとハスカー・ドゥやリプレイスメンツなどのハードコア・パンクやニルヴァーナは大好きなんですけど、ファン・パンクというかポップ・パンク系は個人的には合いませんね。次に今の奥さんが『ウォーニング』ってのを持ってたので、借りてみましたが、あまり聴かずに印象に残りませんでした。それ以降グリーン・デイは全く聴いてません。

そんなグリーン・デイなので、一気に8枚のアルバムを手にしてもそんなに聴かないと思うんだけど、聴くものがないなあという時とかそういう隙間の時に長い年月をかけて聴いていこうかなと。そういう風にふと聴いた時に「意外にいいなあ」と思えたりすると嬉しいです。

とりあえず3枚は聴きました(一回ずつですが)。
『Kerplunx!』は初期のだと思うけど、単調な感じがよかったです。『アメリカン・イディオット』と『21世紀のブレイク・ダウン』は評価が高いだけあって、まあまあよかったように思います。

そんな訳で、俺にとっての「GREEN DAY」は今始まったばかりです(^^)。

『Basket Case』


何が代表曲かすら知りません・・・。

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『LOOK TO THE SKY』ジェームス・イハ vs 長財布

『LOOK TO THE SKY』JAMES IHA(2012)

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ジェームス・イハ、14年ぶりのセカンド・アルバム。
とは言っても、不朽の名盤といわれる、前作『LET IT COME DOWN』は聴いたことありませんでした。というかジェームス・イハがソロでアルバムを出してることすら少し前まで知りませんでした・・・。古巣さんコハゲさんのブログ記事を読んで、イハってソロで出してたのかと知ったくらいです。

オルタナ全盛の頃は、ニルヴァーナ、スマッシング・パンプキンズは好きだったものの、それ以降はオルタナ系からは遠ざかってた感じなので、フー・ファイターズにしても去年アルバムを買って初めて聴いたくらいです。なのでイハのソロも気づかなかったか、当時は興味がなくてスルーしたのか。

そんなこんながありまして、そのイハ君と俺、同じ誕生日ということもあり、これもなにかの縁なんだろうなと思い、前作と2枚同時に購入して聴いてます。

『To Who Knows Where』

 
聴いてみてちょっと驚きました。
「ジェームス・イハの歌声とはこんなにも優しかったのか!」と。
もちろん声だけじゃなく楽曲も温かくて、なによりメロディーが素晴らしいのです。

2枚ともまだ10回くらいしか聴いてませんが、ファーストは名盤とよばれるのも納得だし、セカンドもまたそれと並ぶ名盤なのは間違いないでしょうね。

俺がとくに好きなのは、アルバムの中でも最もポップなハイライト・チューン『Speed Of Love』です。
「優しい愛につつまれて大空を漂っている」という感覚をうけます。

ちなみに、元テレヴィジョンのトム・ヴァーラインも参加している、アルバム中で最も異色のアヴァンギャルドなナンバー『Appetite』ですが、もしこのアルバムを聴いてなくて、ラジオからこの曲が流れてきたとしたら、「これってゴリラズの新曲!?」って思うかもしれません。

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14年前に出た『LET IT COME DOWN』ですが、「もっと早く聴いておけばよかったー!」とかは思いません。
その時その時で俺が必要としていた素晴らしい音楽を聴いてきたと思うので。
今この時に出会った必然に感謝しつつ、これからジェームス・イハの2枚のアルバムを愛聴していくことでしょう。

 
 
ところで話は変わりますが、俺は昔から二つ折りの財布を使ってるんだけど、半年前くらいから「長財布」にしたいなと思ってました。
それで『長財布のヒミツ』っていう本なんかを読んだりしたんですが、財布を変えるタイミングで一番いいのは「誕生日」だと書いていたので、早速イオンの中にあるノーティアムとかでいろいろと探してみました。
あまり大きくてゴツゴツしてるのは好みじゃないので、手触りがいい柔らかい皮のもので、小銭入れが外についていてデザインが気にいったものがあったので、それを誕生日プレゼントということで買ってもらいました。

これで懐が豊かになってくれればいいんすけどね~(笑)。

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『One Mississippi』ブレンダン・ベンソン

なにか秋っぽいアルバムないかなーとCDラックを探していたら、「おお、これがあったやん!」と見つけたのが、このアルバムです。

『One Mississippi』ブレンダン・ベンソン(1996)

One Mississippi

ベックを筆頭とした、オルタナティヴ以降に鳴らされた新時代のシンガーソングライターの一人、ブレンダン・ベンソンの傑作ファースト・アルバム。

最近では、元ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトと一緒に、ラカンターズをやっていたので、若い人でも知ってる人がいるんじゃないでしょうか。

オープニングから組曲風に続く3曲にセンスを感じます。

『Tea』~『Bir's Eye View』~『Sittin' Pretty』

 
ピュアなメロディとハーモニー、弾けるビートとラフなバンド・サウンド、そしてナイーヴな楽曲なんかが、この頃よく聴いていたベン・フォールズ・ファイヴに通じるところがある気がします。

ソング・ライティング面では、亡くなった父親が聴かせてくれたという、デヴィッド・ボウイ、T・レックス、ストゥージズなど60~70年代のアーティストの影響を大きく受けてそうです。とくにビートルズでしょうね。
ちなみにアルバムの約半分の曲で共作してるのは、元ジェリーフィッシュのジェイソン・フォークナー。

『I'm Blessed』
サビはビートルズの「タックスマン」ぽい。

『Cosseyed』
ダイナソーJr.風のダウナーな曲。

 
『Me Just Purely』
しっとり美しいメロディ。

 
朝いちにブレンダン・ベンソンの、この傑作アルバムを聴くと気持ちのいい一日の始まりになること間違いなしですね(^^)。

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『ライヴ・アット・レディング』ニルヴァーナ

日曜日の昼間、珍しく出掛けずに家にいました。
下の子は昼寝、上の子はおもちゃで遊び始め、おくさんはパソコンで何かをしてたので、何かをする時間が出来ました。そこで俺はこれはチャンスだと思い、1月くらいに買ってから、2~3回みんなが寝静まった後に断片的に観ただけで全部を観れてなかったニルヴァーナのDVD『ライヴ・アット・レディング』を観ることにしました。

ライヴ・アット・レディング [DVD]

「1992年8月30日に英国で行われたレディング・フェスティヴァル最終日にフロント・アクトとして登場したニルヴァーナ伝説のライヴ!」

この日、出演したアーティストは、メルヴィンズ、ペイヴメント、L7、マッド・ハニー、ティーンエイジ・ファンクラブ、ニック・ケイヴ&ザ・バッド・シーズと、仲間、または敬愛する先輩、後輩ばかりで、観客もまたこうした音を求めるファンたちという理想な状況の中でのステージということが最高のライヴとなった要因でしょう。

今となっては、特別な感情は一切もたずに、このDVDを観たんですが、当時の「空気感」を味わえたのと当時に、改めてニルヴァーナの楽曲の良さ(カート・コバーンのソングライティング能力の高さ)を実感しました。

ニルヴァーナの曲の中では、特別に優れた曲じゃないと思ってた『スメルズ・ライク・ティーン・スピリット』も、やはりこれは「時代の曲」だったんだなあとしみじみ思いました。

 
俺にとってニルヴァーナとカート・コバーンは特別な存在でした。

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早すぎたロックンロール・リヴァイバル!『ジョナサン・ファイアー・イーター』

60年代『ブレイク・オン・スルー』ザ・ドアーズ
70年代『アナーキー・イン・ザ・UK』セックス・ピストルズ
80年代『ティーンエイジ・ライオット』ソニック・ユース

各年代ごとに好きな1曲を(無理やり絞って)挙げていくと、
俺の場合、やはり「パンクな曲」という事になってきます。

そして、90年代はこの曲です!

『ザ・サーチ・フォア・チェリー・レッド』ジョナサン・ファイアー・イーター

ドアーズやヴェルベッツ、パンクの時代~ソニック・ユースやジョン・スペンサーといったジャンク・サウンドなど、そういったニューヨークの空気を全部吸い込み、アンダーグラウンドのヒリヒリした空気感とクールなインテリジェンスが溢れている曲。

俺的にはこの1曲だけで、ストロークスのアルバム『イズ・ディス・イット』1枚に匹敵するというぐらい好きなんです。

簡単にジョナサン・ファイアー・イーターのバイオグラフィーを。

ワシントンDCで結成。
レゲエやスカをこよなく愛し、そしてスカから逆向してクラッシュの存在を知った彼らは、パンクの洗礼を受けることになります。
やがて成功を夢見て、ニューヨークに上陸。

この頃、
「ある日、シャワーを浴びている時に、ふっと燃え上がるパイの上に立っている一人の男の姿が目の前に浮かんでね。その男がこう言ったんだ、『ジョナサン・ファイアー・イーター、頭文字はJってね』
とひらめいたそうです。

「元・詩人志望」で全ての音を食いちぎるように歌うヴォーカルのスチュワート・ラプトン、
サイケ・フレイヴァーを撒き散らすキレたオルガンのウォルター・マーティン、
生まれながらのヘンテコ・リズム野郎のマット・パトリック、
物悲しげなカッティング・ギターのポール・マルーン、
ベース(とくに何も思いつかない)のトム・フランク、

「奴(ドラム)は生まれながらにしてヘンテコ・リズム野郎なんだけど、俺らには妙な感じがしないんだよ。そして俺らはそういったお互いの妙ちくりんな部分を突然全て重ね合わすことが出来たんだ。あれは本当に偶然の産物だった。暗闇の中で電気のスイッチを手探りしてたら偶然手が触れたっていうか、とにかくすごくラッキーだった」

こうしてJFEという、バンド・マジックを手に入れることになりました。

 

そんなJFEのインディ時代に出した、シングルを編集した『コンピ盤』では、60年代モッズやグラムやパンク、ニュー・ウェイヴ~スミスなど、影響を受けた音楽を、イギリスのバンドならトリートメントされた音に仕立て上げるだろうところを、これがニューヨーク流だと言わんばかりに自分たちの音楽の興味をぶちまけてます。

やっぱり俺は誰もが口ずさめる、分かりやすい曲を作るバンドよりも(それはそれでいいけど)、JFEみたいなオリジナリティのあるバンドが好きみたいです。

そういう、自分に合うバンドや音楽を探し求めて、今日も明日も明後日も飽きることなくロックを聴き続けているのかもしれません。
 

キルズがカヴァーした『サーチ・フォア・チェリー・レッド』
あまり原型はないけど、これもクールでかっこいい。

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『Among My Swan』Mazzy Star

コメントをいただいた車輪さんのブログに遊びに行くと、「MAZZY STAR」の記事があり、
「おお~」と思った俺は、久しぶりに聴いてます(^^)。

マジー・スターは、職人的で完璧なサウンド・プロダクションを聴かせるデヴィット・バロックと、美貌のヴォーカリスト、ホープ・サンドバルによるユニット。

『アマング・マイ・スワン』(1996)

Among My Swan #Ogv# [Analog]

美しいジャケットのこの作品は、彼らの3rdアルバム。

『ディサピアー』

 
サイケデリックなノイズの中、ホープ・サンドバルのけだるくて妖しい色気のただよう、1曲目「ディサピアー」でやられました。

アルバム・トータルの楽曲的には、(美しいけど)少し地味な印象ですが、ホープ・サンドバルのヴォーカルに焦点を合わせたような作品なので、”魔性の女”の「毒」に浸かるにはもってこいです。たまにはそういうのも必要でしょう。

『フラワーズ・イン・ディセンバー』

 
以前、『春に聴きたい女性ヴォーカルの10枚』をやった時に、このアルバムは春のイメージじゃないなと思い、入れてませんでしたが、やっぱり書いておきたいアルバムです。

ちなみに彼女は、ジーザス&メリー・チェインのアルバム『ストーンド&ディスローンド』収録の「サムタイムズ・オールウェイズ」でデュエットしていて、更にプライベートでも浮き名を流したりと、「魔性っぷり」を発揮してます(^^)。

『アイヴ・ビーン・レット・ダウン』

 
『ハッピー』

 
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師走にニルヴァーナ、『ブリーチ(デラックス・エディション)』

ニルヴァーナは、リアル・タイムで聴いた中では、TOP3に入る好きなバンドですが、ブログで書くのは初めてです。

2000年代最初の10年が終わろうとしている中、リリースされたのが、1992年のレディング・フェスティヴァルでの伝説のステージを収録したDVD『ライヴ・アット・レディング』と、『ブリーチ(デラックス・エディション)』の2作品です。

ライヴ・アット・レディング [DVD]

ブリーチ#デラックス・エディション#

いや、熱心なファンならとっくに手に入れてるんだろうけど、少ない小遣いで、新しい音もたくさん聴きたいし、過去の作品で気になるけど、まだ聴いてないというものが山ほどあるし、という俺みたいな人間にはすぐには飛びつけない代物だったりします。

先日、何が欲しいでもないけど、何かは買おうと、とあるCDショップに行った時、その時の気分的に「これ」というものが見つかりませんでした。

そんな時に目に入ってきたのが、ニルヴァーナの2作品でした。
これはもうどっちかを買うしかないなと。

『ライヴ・アット・レディング』は、初回限定CD付き。
『ブリーチ』は、リマスターに加え、90年2月9日に行われたライヴの未発表音源を丸々収録(冒頭の自己紹介から最後に楽器を壊すまで)と、どっちにしようか迷いに迷いました。

俺は決して音質にこだわるタイプの人間じゃないけど、当時から『ブリーチ』をクリアーなサウンドで聴いてみたいなというのがあったので、結局こっちを選びました。(あとPILの『メタル・ボックス』もCDの”セカンド・エディション”しか聴いたことないので、リマスターされた本来の音で聴いてみたいものです。)

今では「ポップ」だとされる『ネヴァー・マインド』ですが、当時ガンズをはじめハード・ロックをたくさん聴いてた俺の耳でも、相当ヘヴィに感じました。
その後に聴いた『ブリーチ』のゴリゴリした感触、とくに「ネガティヴ・クリープ」なんかは、さらにヘヴィで、ディス・チャージに少しだけポップなメロディをつけたような印象でした・・・。

何よりカート・コバーンという人間の圧倒的な存在感、
俺にとってニルヴァーナとは、初めてロックのアーティストに共感した、「リアル」なロック・バンドでした。

そんなニルヴァーナの『ブリーチ』と、2000年代が終わろうかという時に向き合って聴いてます。
そこには、当時は気づかなかった新たな発見もあれば、時が経っても変わらないリアリティが存在してました。

俺にとって、カート・コバーンは伝説でもなんでもありません。
(数少ない)共感できる人間の一人です。
ただ天才的なメロディ・センスを持っていたというだけで・・・。

『アバウト・ア・ガール』

この一曲を聴いただけで、カートのソングライターとしての才能が傑出しているということが分かります。

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『MYSTERY WHITE BOY』ジェフ・バックリィ

ジェフ・バックリィが、生前残した唯一のアルバム、

『グレース』(1994)

グレース

天性の美しい声を持った男の比類なき傑作は、
今だにその鮮烈さが薄れることはありません。

彼の真骨頂はライヴ・パフォーマンスにありました。
とはいっても、実際観たわけじゃありませんが・・・(^^;)。

だから俺は、今となっては「ライヴ盤」を聴くしかありません。

『Mystery White Boy Tour』

Mystery White Boy: Live '95-'96

95~96年に行われた、”Mystery White Boy Tour”でのライヴの中から、ジェフの母親とバンド・メンバーが「超絶した瞬間を捉えている個別のパフォーマンス」を見つけ出し、チョイスされたものがアルバムに収められています。

目を閉じて、ジェフ・バックリィのライヴ会場にいる自分を心に描いてみてください。そして、ピュアでセクシーでスピリチュアルなジェフ・バックリィを体験してください!

”唯一のゴールは過程にある。かすかな光の煌きを伴った過程こそが重要なんだ。その煌きがギグであり、ライヴ・ショウ・・・それは狭間を生きること。僕にあるのはただそれだけ”ジェフ・バックリィ

『ハレルヤ』

 
『モジョ・ピン』

 
『ラスト・グッドバイ』

 
『エターナル・ライフ』

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『オレンジ』ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン

「時代の空気を切り裂く!」

ヘヴィなドラムで始まるオープニング・ナンバーを聴いていると、
こんな風に感じます。

『オレンジ』(1994)
ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプローション

【LP】 Jon Spencer Blues Explosion (Blues Explosion) ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン / Orange

『ベルボトムズ』

1994年、UKのブリット・ポップ勢は、一丸となって俺を攻撃してきましたが、かたやUS勢はといえば、強烈な個性で俺の耳に刺激を与えてくれました。
ペイヴメントジェフ・バックリィ、ウィーザー、ベック、もちろんソニック・ユース、そしてこのジョン・スペンサー・ブルース・エクスプローション。

基本的に俺は、昔から典型的な「UKロック」が好きで(広くいえばポップミュージック)、ブルースを根底にしたようなロックは苦手だったりします。
なので同じく1994年に出た、プライマル・スクリームの『ギヴ・アウト・バット・ドント・ギヴ・アップ』なんかはあんまり好きじゃなかったんだけど(単純に「ロックス」なんかはかっこいいと思ったけど)、この『オレンジ』は別でしたね。

古典的なR&Bやルーツ・ミュージックの要素をもちながらも、プッシー・ガロアを通過し、ガレージやパンクが混ざり合い、展開の読めないかっこよさがあリ、俺の音楽の守備範囲を広げてくれた一枚。
そしてこのアルバムからは、90年代のニューヨークの熱気やエナジーといったものが溢れています!

『ダング』

 
『フレヴァー』
(アルバムにはベックのリミックスも)

ニューヨークのロックはいつの時代も刺激的です。

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『クルーキッド・レイン』ペイヴメント

去年あたり、ロス・キャンペシーノス、ヴァンパイア・ウィークエンド、レッツ・レッスルとなど、ペイヴメントの影響を受けてるようなバンドが出てきてて、それらのバンドも好きなんだけど、俺にとってはやっぱり「コレ」なんですよね~。

『クルーキッド・レイン』(1994)ペイヴメント

『個人的ロック名盤25位』

ペイヴメント/クルーキッド・レイン〜デラックス・エディション(CD)

このアルバムを聴くと、
「やっぱり俺、ペイヴメント好きやわ~」
と、しみじみ思うんですよね(^^)。

一言でいえばヘロヘロ脱力系・ローファイ・サウンド。
もちろんペイヴメントの魅力はそれだけではないので、いろいろと語りたい部分はあるんだけど、あれこれ能書きをたれるよりも、ただ単にこのフック豊かなメロディーを楽めばいいんじゃないかと思います。

『カット・ユア・ヘア』

振り返ってみると、1994年といえば、カート・コバーンが亡くなった年でもあり、ベック、ウィーザー、ジェフ・バックリィといった新しい才能をもったアーティストがデビュー・アルバムを出した年ということで、アメリカのロック・シーンが大きく変動した年だったといえるんじゃないでしょうか。

そんな1994に発表されたこの『クルーキッド・レイン』は、
90年代USインディー・ロックを代表(象徴)する一枚で、
俺が一枚挙げろといわれれば、今ならこのアルバムです!

『レインジ・ライフ』
(スマッシング・パンプキンズやストーン・テンプル・パイロッツも
歌詞の中に登場します。)

 
~おやすみ、ロックンロールの時代よ~

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