00年代ロック

『エコーズ』ザ・ラプチャー

「こいつら、めっちゃかっこええやん!」
と、気づいたのはつい最近のことです・・・。

『エコーズ』ザ・ラプチャー(2003)

エコーズ

基本的にダンス・ミュージックを基調にしたようなロックよりもオーソドックスなギター・ロックが好みなので、初めはそんなにいいとは思いませんでした。最近だと、フレンドリー・ファイアーズなんかもけっこういいなと思って聴くけど、のめり込むということはなかったし。

誰でも、そんなに好きじゃないと思ってたものが、ふとしたきっかけで好きになる瞬間があると思うんだけど、ラプチャーの場合、キーワードは『PIL』でした。

俺は常日頃から、セックス・ピストルズよりもPIL(キース・レヴィン、ジャー・ウーブルの頃の)が再結成した方がスリリングだろうなと思ったりしてるんだけど、最近、『メタル・ボックス』のリイシュー、『プラスティック・ボックス』リリース、再結成の話題があり、頭の中にPILのことがありました。

そんな時に、ラプチャーの『エコーズ』を聴いてたら、
こんなことに気づきました。
「これってまるで、PILじゃん!」と。

 
今となってはPILを聴くことはほとんどないので、この『ロックとダンスとエクスタシー・カルチャー、すべてをクロスさせた』パンク・バンドのアルバムを毎日聴いてます!

もちろんラプチャーは文句なくかっこいいんだけど、このアルバムを聴いてると、セックス・ピストルズを解散させた後、(30年前に)PILをやったジョン・ライドンというのはとんでもない男だということにあらためて気づかされます。

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『イグノア・ジ・イグノラント』ザ・クリブス

このアルバムを聴いてると、こう叫びたくなります。

「やっぱり俺ぁぁ、ギター・ロックが好きなんじゃー!」と。

『イグノア・ジ・イグノラント』ザ・クリブス(2009)

イグノア・ジ・イグノラント#DVD付#

大まかにいえば、オーソドックスなギター・ロックなんだけど、
これはもう、大傑作としかいいようがありません。

本作の飛躍の立役者は、もちろん正式加入したジョニー・マーでしょう。ジョニー・マーは言うまでもなく、元スミスのギタリストでUKロックの至宝、そして80年代俺のもっとも好きなギター・プレイヤーなんです。

それにしてもこんなに生き生きとプレイしてるジョニー・マーはスミス以来なんじゃないでしょうか(勝手な思い込みだけど)。
スミスを彷彿させる”雨に濡れた”メロディなんかもあります。

今や兄弟バンドといえば、オアシスになりかわり、ザ・クリブスだという事を感じざるをえない、そんなアルバムです。

そして俺は、「死ぬまでロックを聴き続けるんだろうな」と、
そんな確信をしました。

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1年遅れの『ディグ・アウト・ユア・ソウル』オアシス

最近の俺のローテーションの一角を占めているのが、
今は無きオアシスの『ディグ・アウト・ユア・ソウル』です。

ちなみに他は、パステルズやラプチャーなどで、エース級の存在は、ザ・クリブスの大傑作『イグノア・ジ・イグノラント』です!
少し古くなると、ジョナサン・ファイアー・イーター、シンポジウム、エコー&バニーメンとか。

『ディグ・アウト・ユア・ソウル』(2008)                                                          

ディグ・アウト・ユア・ソウル

「ゲオ」の新品CD70%オフで買いました(^^)。
以前50%オフで買った分については書きましたが、その後さらに値下げになったので、何枚かチェックしてました。
U2の新しいのと、フラテリスの2nd、そしてこのアルバム。

ある日、無性に聴きたくなったので、「まだあるかな?」と思いながら、ゲオに行き手に入れました。ついでにフラテリスも買ったけど、U2のは売れてました。

聴いてみた第一印象は、「普通」でした。
前情報としては、「サイケデリックでグルーヴィなサウンド」でしたが、個人的には「これサイケ?」って思いました。
でも俺のローテ入りして、毎日聴いてるくらいなので、当然悪くはありません。

オアシス・ファンじゃないので、この作品がどういう位置づけになるのかは分かりませんが、これ普通に「いいアルバム」でしょ!

何十年後(早ければ数年後)かに、再結成をして、20万の大観衆の前で「みんなの歌」を歌っている光景が目に浮かびます(笑)。

『フォーリング・ダウン』

『ショック・オブ・ザ・ライトニング』
やっぱりこれ曲かっこいいですね。

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『TWO SUNSETS』パステルズ/テニスコーツ

ある晴れた日曜の午後、
空を見上げると、そこにあるのは「青い空と白い雲」。
ただそれだけの当たり前の風景ですが、
その日はなぜかいつもよりも『深く』感じられ、
ちょっとした「幸福感」に包まれました。

『トゥー・サンセッツ』(2009)

トゥー・サンセッツ

『オリジナル・アルバムとしては、不朽の名作「イルミネーション」以来、実に12年ぶり!パステルズ待望の最新作は、以前から親交を深めていた日本のテニスコーツとの夢のようなコラボレーション・アルバム。ティーンエイジ・ファンクラブのメンバーも参加。どこまでも穏やかで優しく、無限の奥行きを感じさせる傑作!』

『Vivid Youth』

そんなささやかな幸せを感じる瞬間と、
このアルバムの持つ雰囲気がとても似ています。
音楽シーンに流されない、こういう音楽が好きです。

例えれば、音楽産業が巨大な大木だとすれば、このパステルズの音楽は、生い茂った木々の葉の間から漏れて来る「暖かい木漏れ日」のような音楽なんじゃないでしょうか。

このアルバムを聴いてると、なんでもないような当たり前の事を、(魂や細胞のレベルで)幸せに思えるようになれればいいなあと思ったりします。

「幸福感を醸し出す」素敵なアルバムです。


『About You』
ジーザス&メリーチェインのカヴァー曲。

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『スウーン』シルバーサン・ピックアップス

「04年にLAで結成された4人組。
スマッシング・パンプキンズは言わずもがな、マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン、ソニック・ユース、ピクシーズや同郷のエリオット・スミスに影響を受けたサウンド」

『スウーン』シルバーサン・ピックアップス(2009)

スウーン

と、こう帯に書いてたので、試聴してみました。
1曲目を聴くと、「これは、確かにスマッシング・パンプキンズやわ」と思い、CDショップのヘッドフォンで聴くと、なんかめちやめちゃ良さそうに聴こえるというのもあり、購入しました。

『パニック・スウィッチ』

ずば抜けて特別な何かがあるという感じではありませんが、
たまにはこういうオルタナ風のものを聴くのもいいなと思いました。

『サブスティテューション』

新しいバンドで、この手の音を聴くのは、2000年代になって初めてです(^^)。

  
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『Humbug』アークティック・モンキーズ

新譜について書くのは久しぶりです。
いつ出たのかは知らないけど、俺が買ってから3週間くらいになり、それから毎日聴いてるので、だんだんとこのアルバムのことが見えてきました。

『Humbug(ハムバグ)』アークティック・モンキーズ

ハムバグ

あのアークティック・モンキーズの3枚目。

ファーストは、「ストロークス以降」という言葉を完全に打ち消し、「アークティック・モンキーズ以降」に書き換えた大傑作。

セカンドは、過去の多くのバンドにみられるパターンですが、ファーストの延長線上にあり、楽曲レベルはおちてるけど、よりグルーヴ感を出したり、音圧を増し楽曲の強度をあげたり、という俺の中ではよくあるパターンのつまらない作品でした(俺の予想の範囲内だったし、ファーストよりはという意味で、)。あくまで個人的な好みによるものです。

しかしこのタイプのパターンのバンドは、サードでは新機軸を打ち出し、再び傑作を作る可能性を秘めてるので、楽しみにしてました。
(ストロークスのサードは、個人的にはかなり好きだったんだけど、世間の評価としてはあんまり高くなかったような気がします・・・、俺的にはぶっちぎりで年間ベストだったので・・・。)

そしてアークティック・モンキーズのこのサード。
前評判ではミドル・テンポの楽曲が多いらしいことから、音楽性は違うけど、深化の方向性が似ているフランツ・フェルディナンドの事が頭によぎってました。

トゥナイト

この『ハムバグ』を聴いた感想はというと、
専門的な事はよく分かりませんが、一聴すると地味めでつまらなそうな曲も、聴き込んでいけば一切のムダがなく、アルバムを通して、捨て曲らしきものがないことに気付きます。


 

フランツ・フェルディナンドの優雅でグラマラスなサウンドは、聴いている時の気分にもよりますが、だんだんむず痒くなってきて、途中でハスカー・ドゥなんか聴きたくなったりするんだけど、こっちはあっという間にラストまで引きずり込まれてしまう感覚です。

この変化、俺は大歓迎でセカンドよりは圧倒的に好きです。
ただ、この変化もアルバム一枚で終わりという感じじゃなく、
「次の一手」への布石なんじゃないかという気がして、
アークティック・モンキーズの次の展開が楽しみです!

 

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『ジャーナル・フォー・プレイグ・ラヴァーズ』マニック・ストリート・プリーチャーズ

あの頃、「本気」でマニックスが好きだった人達は、
今頃どうしているんだろう・・・。

このアルバムを聴くとそんな事を思ってしまいます。

『ジャーナル・フォー・プレイグ・ラヴァーズ』(2009)
マニック・ストリート・プリーチャーズ

ジャーナル・フォー・プレイグ・ラヴァーズ

『ノウ・ユア・エネミー』で失望してから、
もうマニックスのアルバムを買うことはないだろうと思ってましたが、

リッチー・エドワーズの詩、
スティーヴ・アルビニのプロデュース、

これらのキーワードと、決め手となったのは、
リッチーを彷彿させるジャケット(ジェニー・サヴィル)の絵でした。

まず、各曲ごとに、ニッキーによるサウンド面の解説や、ピストルズ、PILをはじめ、ニルヴァーナ、エコー&バニーメン、マガジン、ピクシーズ、ニック・ドレイクという、その曲のインスピレーション源を書いてるというのも、パンク/インディー・キッズ(心は)の俺にはそそられます。

そして、このアルバムのサウンドは、やはり「『ホーリー・バイブル』が次に必然的に導いたであろうアルバム」を目指しただけあって、もしリッチーがいれば、次はこういう感じになってたかもしれないと思わせるものでした。
さすがに『ホーリー・バイブル』ほどの切迫感や鋭さといったものはありませんが、大げさすぎない、ちょっとした抑揚の変化やリフで聴かす「マニックス節」ともいえる楽曲は、さすがジェームスといえます。

今でもマニックスとは「4人の絆」なんだという事を証明してみせる、時を超えた『ホーリー・バイブル』の続編もまた、傑作といえるでしょう。

だからこそ、このアルバムを聴いてると、強烈なノスタルジーに陥ってしまい、こういうことを想ってしまうんです。
当時、「本気」でマニックス(とくにリッチー)のことを好きだったさまざまな人たち(もうロックを聴いてない人もいるだろうし、マニックスに興味をなくしている人もいるでしょう)は、このアルバムを聴いてどんなことを感じるのだろうか・・・と。
俺がそうだから。

 

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「アルバム・シークレット・トラック」

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「サマソニ」で思い出した、『サハラ・ホットナイト』

今週、サマソニですか、行かない俺には関係ないですね・・・。

サマソニで、ふと思い出したのが、サハラ・ホットナイト。
俺はたまに「B級バンド」と分かってるのに、ついついCDを買ってしまうことがあるんですよね・・・、パディントンズやリトル・マン・テイト、そしてこのサハラ・ホットナイトなんかがそうでした。

サハラ・ホットナイトはスウェーデン出身の女の子4人組で、あまりにも退屈な日々から抜け出すために、「ロックンロール」をプレイすることを始め、オーストラリアの競走馬と「ニルヴァーナ」に影響を受けたことからこのバンド名がつけられたそうです。

『サマーソニック02』で、とりあえず観ようと思ってたんだけど、直前のキャンセルで観れませんでした。
たしか、あの年のサマソニでは、ハイヴスのライヴが1番よかったように思います。ウィーザーが目的だったけど、「アクロス・ザ・シー」が聴けなかったというのもあるので・・・。

なので、久しぶりにアルバム、
『ジェニー・ボム』(2002)を聴いてみました。

 
女の子4人組というのもあり、
ちょっとバングルズみたいな感じもしますね~。

『マニック・マンデー』バングルス

名前のとおり、夏の「ホット」な夜にいかがでしょうか(^^)。
 

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ケンタッキーフライドチキン(KFC) VS. ティーンエイジ・ファンクラブ(TFC)

28日は「にわとりの日」ということで、
ケンタッキーフライドチキン(以下KFC)に行ってきました。
毎月28日、KFCでは「とりの日パック」という特別価格サービスを実施しているらしく、ずっと前から気になってたので、タイミングよく日曜日ということもあり買ってきました!

完全にredsさんのパクリです。すみません。
毎月redsさんの記事を読んでたら、食べてみたくなったんです(笑)。

そんな「とりの日パック」を食べながら聴くのは、
ティーンエイジ・ファンクラブ(以下TFC)です。
TFCは近々登場予定でしたが、この企画のため、
急遽出演してもらいました(^^)。

TFCはご存知、ビジネスよりも「とにかく音楽が好き」であることを優先しているバンドです。この姿勢は、ニルヴァーナとツアーしてた頃から変わっていません。パンクです。

『Words Of Wisdom And HOPE』(2002)
ティーンエイジ・ファンクラブ&ジャド・フェアー

Words of Wisdom and Hope

TFCとジャド・フェアー(ハーフ・ジャパニーズ)のコラボ。
このアルバムでも、そんなTFCのまんまで、
音楽を楽しんでいる様子がうかがえます。
 
『Near To You』

 
このアルバムに収録されたナンバーの多くは、
TFCによって作曲され、ジャドによって作詞されたものだそうです。

「ジャドはほんとにすごいよ!まるで本を読むみたいに、次から次へ言葉を思いつくんだ」

そして、このアルバムのセッションではTFCのメンバー達はそれぞれが通常と異なる楽器を演奏しています。

「基本的にぼくらはこれを作る際、ほとんどインプロヴァイズしてた(即興にやった)んだ。事前に曲を作ったりもしなかった。大体スタジオで、誰かが思いついたベース・リフやギター・リフを基にして発展させていった。曲そのものが、ひとりでに生まれていくというか・・・、次から次へと、曲ができていった。なんとも楽しかったね」

ジャドの素晴らしい詩(歌詞カードを読んでください)とヘロヘロのヴォーカル、そして自然に湧き出たナチュラルなメロディー。
ここにあるのはただそれだけ。
作りこんだ流行りものの音楽が好きな人には物足りないと思います。
 
このアルバムにはパステルズのカトリーナ・ミッチェルも参加してます。ご存知パステルズはビジネスよりも「とにかく音楽が好き」であることを優先しているオルタナティヴなバンドです。パンクです。

パステルズに興味がある人は、
こちらのアルバムをおすすめします。

『サック・オン・ザ・パステルズ』

サック・オン・ザ・パステルズ

 
この『希望の光を投げかけてくれる賢者の言葉』、
ベタな表現ですが、スルメのようなアルバムです。
ほかに気のきく表現が思い浮かびません(笑)。
 

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『サンタ・クルーズ』ザ・スリルズ

もう夏も間近ですねー。

そんな訳で、夏といえば『ザ・スリルズ』。
いや他にもたくさんあるけど、ギラギラした真夏というんじゃなく、夏がやってくるという「期待感」というか、今の気分としてはスリルズがぴったりです!

『サンタ・クルーズ』(2003)

 
スリルズは、アイルランドのダブリン出身の5人組、
60年代のウエスト・コーストのスピリットをもったサウンドで、
繊細なメロディと美しいハーモニーを聴かせてくれます。
バンド名はフィル・スペクターが手掛けたガール・グループと、マイケル・ジャクソンの超有名なアルバムから着想を得たそうです。

ちなみにメンバー全員、大のスミス・ファンなので、ロンドン初ライヴは、モリッシーのロイヤル・アルバート・ホール公演の前座としてでした。

『ソー・マッチ・フォー・ザ・シティ』

ソー・マッチ・フォー・ザ・シティ

今年の夏はのんびりスリルズを聴きながら、”楽しく遊び暮らせたらいいなあ”と夢想したりもしますが・・・、まあ無理なのは分かってます(笑)。

とりあえずスリルズのアルバムを聴きながら、
来たるべき夏を楽しみに待つとしましょう!

でも俺は、季節的には今ぐらいがいいんですけどね(^^)。

   『サンタ・クルーズ』
~ああ、そうしなくちゃだめさ、そうするのさ
 海辺で暮らし続けるのさ
 ああ、そうしなくちゃ、そうするんだよ

 だって、サンタ・クルーズ、
 きみはすぐ近くにいるんだから
 ああ、サンタ・クルーズ
 そうだよ、そこまではほんのすぐなんだ~

サンシャイン&ラヴ&ピース!

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