最高傑作!「テリング・ストーリーズ/ザ・シャーラタンズ」
『テリング・ストーリーズ』ザ・シャーラタンズ
90年代初期の”マッド・チェスター・ムーヴメント”の中、登場したシャーラタンズですが、デビュー作の「サム・フレンドリー」でNO.1を獲得。そして”ブリット・ポップ”の嵐が吹き荒れる、95年に発表された「ザ・シャーラタンズ」が再びNO.1を獲得と、2つのムーヴメントの隆盛の中、リズムとメロディ、両センスに優れている事を証明しました。
そのシャーラタンズが96年に発表したのがこのアルバム、
ポッっと出のバンドには絶対に出せない、幾多の試練を乗り越えた(メンバーでハモンド・オルガン・プレイヤーのロブがアルバムの製作中に交通事故で死亡など)バンド独特の気高いスピリットが流れている大名盤です。
穏やかで温もりのあるメロディとダンス・グルーヴ、
イギリスのロックの伝統と最前線(ケミカル・ブラザーズとのコラボなど)がクロスされたダイナミックな名作です。
個人的には「ノース・カントリー・ボーイ」の素朴なメロディ、「テリング・ストーリーズ」の天空に舞い上がっていくような感じ、「ゲット・オン・イット」の素晴らしいイントロが好きです。
そのシャーラタンズ、
今月、10作目となるニュー・アルバムがCD盤で発売されました。
なぜCD盤なのかというと、UKでは3月からインターネット・サイトで”無料ダウンロード”が実施されていました。
この”無料ダウンロード”アイデアは2年前から、
「シャーラタンズとして現在自分たちが作り得る最高のアルバムが完成すれば、あえてそれを無料で配信する」と考えていたそうです。
「アルバムを聴きたがっている人の手に届くかぎり、
それがどういう手段をとろうと、まったく興味がない」
レディオヘッドとかならマスコミが大騒ぎしそうですが(笑)。
そのニュー・アルバム、
『ユー・クロス・マイ・パス』
「テリング・ストーリーズ」級の傑作らしいので、
これでバンドは4度目の頂点を迎えることになります。
これはぜひとも聴かなければいけませんね!
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