ロック名盤(邦楽)

『LIFE』小沢健二

人生で1番大事なことは何か?
そう問われれば、それは間違いなく『愛』です。

この時代に「愛」って言っても薄っぺらく感じるかもしれないし、人それぞれ、その人の価値観によって違うという意見もあるかもしれませんが、それはただその人が「知らない」だけのことで、「人は何のために生きているのか?」という魂レベルの話をすると、それは「愛の意味を知るため」に他なりません。

一言で『愛』といっても、そのカタチはさまざまです。
ただ言えるのは「愛することはむずかしい」ってことです(^^;)。

前置きが長くなったので、
ここまでのくだりは無視してください(笑)。

『LIFE』(1994)小沢健二

LIFE

ロックとはある意味コケおどしの音楽で、とくに若い頃は、いかにクールでいるか、かっこよく見せるかという部分があると思うんだけど、そんなフリッパーズ・ギター(日本のセックス・ピストルズ)時代を経て、ソロになってからの2枚目のアルバム。

前回も書きましたが、この頃のオザケンに対しては、”軟弱”というイメージがあり、聴いたことがなかったんだけど、何年後かに聴くようになって、このアルバムの良さがだんだんとわかるようになりました。

小沢健二もパンク(ニュー・ウェイヴ)の影響を受けて音楽を始めたんだと思うので、多分若い頃はこういう音楽をやるのはかっこ悪いと思ってただろうというのは想像出来ます。

そういうオザケンが、てらいもなく『愛』について歌ったこの『LIFE』は、クールに見せることよりも、本当に大事なことについてありのままに歌うことが、もっとも”硬派”なんだというのを教えてくれる、この時期のオザケンだからこそ作りえた奇跡的な一枚。

『ラブリー』

~とても寒い日に 僕ら手を叩き 朝が来る光 分かり合ってた!
 
 それで LIFE IS COMIN’BACK 僕らを待つ
 OH BABY LOVELY LOVELY こんなすてきなデイズ
 世界に向かってハローなんつって手を振る
 OH BABY LOVELY LOVELY 機嫌無敵なデイズ
 いつか僕ら外に飛び出すよ 君と僕とはドキドキしてるよ
 誰かの待つ歩道を歩いてく
 OH BABY LOVELY LOVELY WAY 息を切らす~
 

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『STRAWBERRY』曽我部恵一

「秋に聴きたいアルバム10枚」に選んだ中から、

『ストロベリー』曽我部恵一(2004)

STRAWBERRY

ソロになってからの前2作『曽我部恵一』『瞬間と永遠』が内省的なアルバムだったので、個人的には物足りませんでした(今では2枚共好きな作品ですが)。

2004年にローズ・レコードを立ち上げた後の曽我部は、
ダブルオー・テレサを引きつれ精力的にライヴをこなし、
バンド・サウンドを鍛え上げていきます。

そんなライヴのテンションがそのまま持ち込まれているアルバム。

 
問答無用の直情型ロックンロールの①で始まる、このアルバムは
曽我部恵一が再びロックンロールへの情熱を取り戻し、
そのエネルギーを爆発させた意欲作で、勢いのある楽曲と名曲「LOVE-SICK」など曽我部らしいメロウな曲とが混在一体化した傑作。

「俺はずっとこんなサウンドを待っていました!」

ほぼすべて一発録音によるラフなプロダクションが一部ではうんたらかんたら(批判?)と言われてますが、俺はそもそもこういう勢いやありのままの姿を閉じ込めたような作品が好きだったりします。きっちりとプロデュースされているものやソフィスケイトされた作品よりも。

そういう事を考えた時に真っ先に思い浮かぶアルバムは、
ザ・クラッシュの『白い暴動』です。

白い暴動

当時の熱気を閉じ込めたようなスタジオ・ライヴ一発録音のラフでざっくりとした剥き出しの音。これをショボイと思うかかっこいいと思うかそれぞれの音楽観で意見が分かれるところだけど、プロダクションがどうのこうのとかというものを音楽に求めてない俺は、当然「かっこいい派」です(^^)。
俺が求めてるのは”本質”で、そういう意味でこんなに”熱い”アルバムを俺は他に知りません。

そんなクラッシュのファーストと同じようなエネルギーを、
このアルバムを聴いた時に感じました。

とくにライヴ録音による「STARS」は、
ステージ上の熱気をダイレクトに伝えています!

 
そして、これはそのまま、現在の曽我部恵一バンドのロックンロール・モードへと繋がる一枚であり、2008年になった今でもヘビー・ローテしている最高傑作の一枚です!

 
「ロックンロール・ツアーまだまだ続きますまだまだ続きますまだまだ続きます、

”キング・オブ・メロウ・ロック!”曽我部恵一!!」

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夏の1曲!「楽園ベイべー」リップ・スライム

もうすっかり夏ですね~、朝から暑いっす。
という訳で、「夏といえばこの曲!」というのをやりたいと思います。

ノリがよくて気軽に聴ける夏うたで、まず思い浮かぶのはコレ!

「楽園ベイベー」リップ・スライム

 楽園ベイベー

南米サンバのリズムと軽快なラップを組み合わせた、
ボサノヴァ風ながら下世話なポップ・チューン。

~365日が夏休み
 太陽は沈まない~
という歌詞のあるこの曲は、このブログのテーマ曲でもあります(笑)。

リップのこの曲を聴くまでは、この辺のヒップ・ホップ系アーティストは全然興味ありませんでしたが、この曲を聴いてリップを聴くようになりました(もともと嫁さんが聴いていましたが)。ノリがいいだけじゃなくて、完成度が高い名曲です。 >

この頃のリップはアーティストとしての充実ぶりはすさまじかったと思いますね。シングルだと「ファンカスティック」「ワン」
「ブルー・ビー・バップ」「ジョイント」あたりが特に。
アルバムなら「東京クラシック」から「TIME TO GO」にかけてが。

『TOKYO CLASSIC』

TOKYO CLASSIC

『TIME TO GO』

 RIP SLYME/Time To Go

完成度だとこっちでしょうか。

今、「AXE」のCMでは新曲「スプラッシュ」が流れてますが、
この曲を含む、ニュー・マキシ・シングル「太陽とビキニ」がもうすぐ発売されます。こちらも夏にぴったりのサマー・チューン。

 太陽とビキニ

夏の1曲!「ギリギリ・サーフライダー」ハルカリ

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サニーデイのラスト・アルバム!「LOVE ALBUM」

最近、夜によく聴いてるのが、このアルバムです。
サニーデイ・サービスのラスト・アルバムとなった、

「LOVE ALBUM」

LOVE ALBUM

『東京』以降のサニーデイは、アルバム毎に音の表情を変えていきますが、ラストとなるこのアルバムでは、生演奏にこだわってきたバンドのタブーを破り「打ち込み」を導入し、スウィートでメロウな曲がアルバムの大部分を占めています。

当時の俺は、サニーデイにもっとロック的なものを求めていたので、
悪くはないけど、それほど好きだというほどにはなりませんでした。

でも今の耳で聴くと、完成度がかなり高いことに気づきます。
サニーデイのアルバムでもベスト3に入るんじゃないでしょうか。
(とくに今の気分では)
普遍性という点では、1番かもしれません。

スウィートでメロウな曲の中にあって、”ラスト・アルバム”という事を象徴しているような歌詞の「胸いっぱい」がサニーデイらしいポップで1番好きな曲です。

”胸いっぱいの思い出を
 抱えたその両手に傷
 こぼれる涙が物語の始まり
 夏には咲き誇り
 冬には枯れてしまう恋
 昨日と今日と明日を
 駆ける旅の出来事”

そして最後は、ラフなロックンロール・ナンバーの
「WILD WILD PARTY」で終わってるというのがいいですね。

「春の夜」に聴くとぴったりくるアルバムです。

ちなみにツアー限定の『PARTY LOVE ALBUM』に入ってる、
「WILD WILD PARTY」のリミックスも最高です(^^)。

 

『夜のメロディ』

『魔法』

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『東京』/「あじさい」サニーデイ・サービス

カジヒデキのアルバム「TEA」につづいて、
この時期にぴったり!といえば、
曲名の通り、サニーデイ・サービスの「あじさい」です。

自分ちの庭にも今、あじさいが咲いてるんだけど、
それを見ると頭の中に、この曲が流れたりします(^^)。

東京

この曲は、アルバム『東京』に入ってます。

もう10年くらい前になりますが、「恋愛モード」の時に、
このアルバムに入っている「恋におちたら」や「会いたかった少女」をよく聴いてました。その当時、”運命の人”に出会った頃だったので、そういう想いがあり、俺にとって『東京』は思い入れのあるアルバムですね。

曽我部恵一バンドのデビュー・アルバム『キラキラ』に、
セルフ・カバーの「青春狂走曲」が入ってますが、
オリジナルは『東京』に入ってるので、聴いた事ないな~という人がいれば、ぜひ聴いてみてください!

 

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今の季節にぴったり!「TEA」カジヒデキ

今の季節(とくに朝)にぴったりなアルバムです。

『TEA』カジヒデキ

TEA

前作の「ミニ・スカート」は傑作でした。
渋谷系、スウェディッシュ・ポップ、キラキラしたドリーミーポップといろんな要素がつまってるんですが、カジくん流の「パンク精神」を貫いているアルバムです。

MINI SKIRT DELUXE EDITION(DVD付)

1曲目の「ラ・ブーム」は、当時好きだったベン・フォールズ・ファイヴの「ジュリアンヌ」まんまのナンバー。
フリッパーズ・ギターに連なる、スタイルにこだわらない、アティテゥードとしてのパンク精神を内包しているアーティストで、こういう人が昔から今に至るまで好きですね。

さてアルバム「TEA」ですが、発表当時はハイ・テンションな「ミニ・スカート」に比べて、地味な印象でしたが、今では「こっちの方が好きかも?」と思ってます。
確か、当時付き合ってた彼女と別れたときに作ったアルバムだったと思うので、そういうモードだったんでしょうね(これはサニーデイの傑作「愛と笑いの夜」と同じ)。

この季節に合うので、俺は午前中、ほとんど毎日聴いてます(^^)。

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「四月の風」エレファント・カシマシ

最近、すっかり暖かくなりましたね。

今日、子供と一緒に海に行きました。
と言っても、家から歩いて行ける距離ですが(^^)。

ひざくらいまでだけど、海の中に入ったり、
浜辺を裸足で歩いたりと、気持ちよかったですねー。

潮干狩りとかもしたいんだけど、この辺は最近、アサリやハマグリがあんまりいないみたいです。マテ貝というのはいますが。

それで、ふと今日で四月も終わりだな~と思い、
(きっちりガソリンも満タン入れましたよ(笑)、57ℓ。)

今日の一曲、
「四月の風」エレファント・カシマシ

エレファントカシマシ/ココロに花を

傑作アルバム「ココロに花を」に入ってる曲ですが、
エレカシの曲では、1番好きな曲ですね。名曲です。

このアルバムの中の「悲しみの果て」という曲も好きですが、
スピッツがフェスでカバーしてました。

中学の時から洋楽メインで聴いてきましたが、UK・USロックが共に停滞していた90年代後半あたりは、日本のロックの方がおもしろいと思える時期がありました。

その頃好きだったのは、サニーデイ・サービス、スーパーカー、
コーネリアス、カジヒデキ、ピチカート・ファイヴ、中村一義、
ミッシェルガン・エレファント、エレファント・カシマシ、ショコラなど。
ちょっと後では、スネオヘアー、ハナレグミ、リップ・スライムとか。

ほかには、プリ・スクール、ホフ・ディラン、ハイロウズ、AIR、
カヒミ・カリィ、ギターウルフ、斉藤和義、少し前なら、アジカン、
銀杏BOYZ、ビークルとか聴いてましたね~。

その後、ストロークスの登場で、海外のロックが再びおもしろくなってくると、今度は日本のロックシーンが停滞(俺の印象では)して、あんまりおもしろくなくなったような気がします。まあ俺も年をとったというのもあると思いますが(笑)。

~明日もがんばろう
   愛する人にささげよう
     ああ風が吹いた四月の四月の風~

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「キラキラ!」曽我部恵一BAND

最近、忙しくて全然更新できていませんでした・・・、
80年代洋楽やらドアーズとか続きにしたままだし、
その他にも書きたい事はたくさんあるんだけど、
とりあえず、最近買ったCDについて書きます。

もちろん、コレ!「キラキラ!/曽我部恵一BAND」

キラキラ!

先行シングル「魔法のバスに乗って」が各方面?で絶賛されてたので(俺はアルバム買うまで聴いてなかったけど)、出たらすぐに買おうと待ち構えてました(^^)。

雑誌のインタビューなどから、ある程度の想像はついてましたが、
アルバムを聴いてみるとあまりにも「まんま」な音だったので、
心の中で思わず笑ってしまいました。いい意味で。

「直球ど真ん中のロックンロール」
もう、こう言うしかないですね。

音の感触としては「ラブレター」に近いとは思いますが、曽我部恵一BAND名義で出すという事は、当然ある種の狙いがあるんでしょう。アルバムを通して聴くと、曲のバリエーション的に、やや単調かなと思いますが、あえて「この疾走感」というのが狙いなんでしょうね。

ソロの「ストロベリー」は、曽我部恵一自身がロックンロールへのパッションを取り戻し、エネルギーを爆発させた傑作でしたが(個人的に1番好きなアルバムです)、同じようなエネルギーに溢れた、バンド名義のこのアルバムによって、停滞しているかのように見える日本のロック・シーンに風穴を開けようとでも目論んでるんでしょうか??
おっさんバンドが「日常の煌めき」を歌うことによって(^^)。

~キラキラしたいんだ いつもぼく はいつくばったってかまわない
  きっといつか逢える その日まで ハレルヤ!エブリデイ~

11曲目には、サニーデイ・サービスの名曲「青春狂走曲」
セルフ・カバーで収められてます。

この曲は例えば、遠くに離れている人を想うときに、
俺の心の中で、いつも流れている曲だったりします。

~そっちはどうだい うまくやってるかい
  こっちはこうさ どうにもならんよ
  今んとこはまぁそんな感じなんだ~

この曲が収められている「東京」の頃の曽我部は、”俺たちが日本の音楽シーンを変えてやる!”と意気込んでましたが、ここでこの曲をカバーするというのは、やはりこのアルバムでもそういう気持ちがあるという事なんでしょうか。俺には、かってサニーデイのファンだった人たちに語りかけてるような感じもします(^^)。単純にサニーデイを知らない今の若い人たちに向けてるのかも知れませんが・・・。

アルバムの最後が、「ラップと歌もの」の曲というのは、サニーデイのファースト「若者たち」と同じで、アルバムの音は全然違うものの、アプローチ的には似ているような気がします。
という事は、ファーストでこういうのを持ってきといて、次作ではサニーデイのセカンドに匹敵するような名盤を作ってくるんじゃないかと思っています。多作な曽我部の事なので、半年後にはもう出てるかも(笑)。

その、ラストの「魔法のバスに乗って」やっぱりいいですね
傑作です!

かって、ジム・モリソンが「ジ・エンド」で、
~青いバスが呼んでいる
  俺たちはどこへ行くんだい、運転手さん?~

ブルー・ハーツは「青空」の中で、
~運転手さん、そのバスに僕ものっけてくれないか
  行き先ならどこでもいい~

と歌った「あのバス」に乗っていこうと歌っています。

~あぁ魔法のバスに乗っかって あぁどこか遠くまで
  あぁ魔法のバスに乗っかって あぁ季節の果てまで
  ぼくらは魔法のバスに乗って どこか遠くまで~

もちろん俺も乗っかっていきたいです!出来ることなら(笑)。

 

『魔法のバスに乗って』

 

名盤の旅!「曽我部恵一」

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「80年代邦楽」佐野元春&ブルー・ハーツ&BOOWY

昨日、爆笑問題が司会をしてる「検索ちゃん」という番組を
見たんだけど、なかなかおもしろかったです。
たまたまテレビがついてたので見てたんだけど、
「好きなアーティストSP」という事で、佐野元春、ブルー・ハーツ
俺も好きなアーティストについての問題が出題されてたので、
興味深かったです。あとBOOWYも。

佐野元春は、太田も田中も熱く語ってましたが、ご存知の通り、日本語とロック・ビートの関係に新しい地平を開いた第一人者ですね。
初期のティーンエイジ・ロックにはハマってました。
84年にニューヨーク生活から帰国後発表されたアルバム
「Visitors」では日本で初めてラップ、ヒップホップを取り入れ
それまでのファンにとっては賛否両論となり、
その後の音楽シーンに多大な影響を与えた問題作となりました。

VISITORS

さらに次作では、ジャズ、スカ、レゲエ、R&Bなど、
さまざまなジャンルのサウンドを取り入れた
『カフェ・ボヘミア』という傑作アルバムを発表する事になります。

佐野元春/Cafe Bohemia

その佐野元春についての問題は名曲「サムデイ」に
関するこんなものでした。
彼にとって「サムデイ」は思い入れがある曲だそうだけど、
どういう理由からなのか?

答えは、「彼の父親が初めて”いい曲”だと言ってくれたから」。
それまでは、音楽業界で食べていけるのか心配していたそうだけど、こんな曲を書けるならもう大丈夫だと認めてくれたそうです。

つづいて、ブルー・ハーツですが、
彼らもまた、その登場により日本のロック・シーンを変えました。

THE BLUE HEARTS

やはりアルバムとしては、ファーストが1番好きですが、
個人的に1番好きな曲はというとサード・アルバム
「TRAIN-TRAIN」に収録されている「僕の右手」です。
この曲を聴くと泣きそうになる時がありました。

Train-Train

そのブルー・ハーツについての問題、
彼らがメジャー・デビューする時、レコード会社と交わした契約は?

答えは、「放送禁止用語の歌詞の入っている曲があっても、
歌詞は変えない」ということでした。
「終わらない歌」なんかがそうでしたね。

BOOWYの問題はこうでした。
彼らはインディー時代、バンド名は漢字で「暴威」だったんだけど、
その当時人気のアーティストにあやかって「○○暴威」にするように
マネージャーに言われたそうだけど、メンバー全員反対したそうです。その○○とは??

答えは、「横浜銀蝿」みたいに、出身地の「群馬」をつけて
「群馬暴威」にするように言われたそうです。
そら全員反対するやろ(笑)。

BEAT EMOTION 

彼らのアルバムで、1番好きなのはコレかな。
 

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名盤の旅!「サニーデイ・サービス」~ジャケットの風景写真~

今回は「名盤の旅」シリーズの2回目(シリーズ化?)。
サニーデイ・サービスの4枚目「サニーデイ・サービス」

サニーデイ・サービス

セカンド「東京」では、サニーデイ節の確立、
サード「愛と笑いの夜」では、バンドとしてのダイナミズムを獲得、
このアルバムで初めてバンド名をタイトルにした意欲作。

前2作のように突出した曲はありませんが、
(やっぱり「恋におちたら」や「サマー・ソルジャー」は名曲だし、
個人的な好みでは、前2作がサニーデイの中では好きです)
ラフな肌触りのサウンドで、トータルアルバムとして評価出来る作品。

じつは、このアルバムにはある疑問があったんです。
それは、「アルバム・ジャケットの風景写真」についてでした。
ティーンエイジ・ファンクラブの傑作アルバム『ソングス・フロム・ノーザン・ブリテン』のアルバムジャケットは、彼らの地元であるグラスゴーの風景写真なんですが、どことなく雰囲気が似てるなあ・・・と。

ソングス・フロム・ノーザン・ブリテン

曽我部恵一は、ティーンエイジ・ファンクラブの傑作アルバム
「ハウディ!」のライナーを書いてた事もあり、
何か影響を受けてるのかな?とか思ってたりしたので、
その事を、曽我部恵一(ローズ・レコード)のbbsで
聞いてみたところ、こういう答えが返ってきました。

以下、ノーカットでお届けします(笑)。

こんちはー。
ティーネイジ・ファンクラブ(以下TF)について。。。

ぼくはファースト『カソリック・エデュケイション』ってのが好きで、
すり切れるほど聴いたのでした(最初に手に入れたのはアメリカ盤CD、その後ゲイトフォールド・ジャケットの英国盤アナログを手に入れた)。
そして2枚目、3枚目とどんどん名作を生み出していく
TFが大好きでした。

ちなみに第一回目のサマソニにはTFもサニーデイも出てて、
楽屋でノーマンと喋ったことが忘れられません。
気さくなあったかい人でした。TFのことは、いつもそのときの
ノーマンの笑顔とともに思い出すのです。

ちなみに、TFの前身バンド<ボーイ・ヘア・ドレッサーズ>の
唯一のEPはマジで大名作です!!

そしてアルバム『サニーデイ・サービス』のジャケについて。
あのときはピンク・フロイド(以下PF)の『原始心母』の
ジャケを抱えて牛がいる風景を探していたのでした。
場所は名前も忘れたロンドンの片田舎。
いくら探してもそんな風景が見つからないので、ぼくたちは
タクシーの運転手さん(50歳くらい)に声をかけた。
『原始心母』のジャケットを見せて、
「こんな場所へ連れてってくれ」と。
そしたらなんと運転手さん、「おう、お前らもPF好きなのか?」ときた。「オレはシド・バレット(以下SB)がいたときがいちばん好きだけどもな」とも。
そして「まかせときな」と連れてってくれたのが
『あの場所』だったのでした。撮影中、その運転手さんは
煙草を吸いながらニコニコと待っていてくれました。

ご清聴ありがとうございました。

とこのように、多少のユーモアを交えながら、
詳しいいきさつを語ってくれたのでした(^^)。

いやいや曽我部さん(同い年、学年でいえば俺はいっこ上ですが)、
こちらこそありがとうございました!
何気ない質問に、こんなに詳しく答えてくださいまして(笑)。

こうして、10年間の長きにわたった
俺の「心のもやもや」が晴れたのでした(^^)。

Atom Heart Mother

名盤の旅「曽我部恵一」

 
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