ロック名盤(洋楽)

ジム・モリソン 1943-1971

7月3日・・・、
ジム・モリソンが死んでから、今日でちょうど37年です。
同じ年に生まれてる俺も37歳という事になります(^^)。

ドアーズの最高傑作といえば、
間違いなくセカンドの『まぼろしの世界』でしょう。

 まぼろしの世界

「個人的ロック名盤・45位」
(ただ順位は適当なので、『ハートに火をつけて』と一緒に10位くらいにしてもいいぐらいです。)

ファーストほどキャッチーじゃないし、
「ハートに火をつけて」みたいな大ヒット曲はありませんが、
アルバムトータルの完成度を考えるとこれでしょう!

ロック史に残る独特なジャケットは、ファーストのジャケットが嫌いだったメンバーが、自分たちの写真をジャケットに使わないことで、エレクトラと一戦交えて、小人や怪力男といった人たちをサーカスから探してきたそうです。

ところで、ドアーズって今いち世間的評価が低いような気がするんですよね、ヴェルベット・アンダーグラウンドやプロト・パンクのバンドに比べて。
ドアーズを知らない人が聴いたとして、たしかに一聴しただけでは、その良さは分かりにくいんじゃないかという気はします。
見かけ的に轟音ギターだとか爆音を鳴らしたりといった「ガツン!」とくるような音楽じゃないし。かといって聴きやすいというのでもないし。

ジム・モリソンの圧倒的なカリスマ性とオルガンをフィーチャーした、独特の音楽性から、フォロワーは皆無(真似が出来ないので)でした。
しかし、その後時代を超えてドアーズに影響を受けたアーティストがたくさん出てきました。とくにパンクの精神性を持つバンドに。
イギー・ポップやパティ・スミスはジム・モリソンの大ファンだったし、
テレヴィジョンは、ドアーズの所属していたレーベルという事で、
「エレクトラ」と契約し、ストラングラーズは「パンク版ドアーズ」、
エコー&ザ・バニーメンは「ネオ・サイケデリック」と呼ばれ、
ヴォーカルが詩人で、ヘンテコなオルガンのジョナサン・ファイアー・イーター、それらの集大成として登場したのがジム・モリソン風の詩を歌ったストロークスでした。それからも不穏な音を鳴らしたブラックレベル・モーター・サイクル・クラブと、思い浮かぶだけでこれだけです。
ジェフ・バックリィもジム・モリソンの大ファンでしたね~。


~ドアーズがパンク・ロックに与えた影響は大きいと思うんだけど~


という質問に対して、メンバーのレイ・マンザレクは、
こう答えていました。

「ドアーズの音楽が影響を与えているとは思えないな。というのは、
パンク・ロックはまったくドアーズの音楽とは異なるからね。
パンクはとても速いし、いつもクレイジーだから。
ドアーズのパンク・ロックへの影響はドアーズの態度とかムードという点から、ミュージシャンに対してかなり強いものがあったと思う。
そしてモリソンがそれらの人々にとって象徴とされていたものは、
自由、「感性の自由」だったんだ。すべての義務や束縛を破ることだった。自由になるために、クレイジーになるために、そしてワイルドになるために。」

~続けて、ジム・モリソンについて~

「ジムは妥協することが出来ない男だった。だから彼は長生き
出来なかったんだ。彼は本当に純粋なアーティストだったよ。
彼は権威に屈服する男ではなかった。権力を持った奴ら、
警察や政府はいつも彼のことを警戒していたよ。そして彼らは、ジムが一人の普通の良いアメリカ人であることを欲していた。
野生の動物を飼いならそうとしたんだよ。彼は野獣だったよ。しかし、彼を飼いならすことはできなかったし、彼は飼いならされはしなかった。
彼は人に妥協する男ではなかった。妥協とはつまり、この社会の方法に従うことだけど、彼は「NO」と言っていた。そして従うことはないだろうと言っていた。彼はいつも社会や権力に対して疑い、指導者たちについても疑問を持っていた。だから決して従わないと言ってた。彼のそういった面がとても魅力的なんだ。なぜなら彼はそういった方法において、とても強烈で、心理的、精神的に、一つひとつ、一人一人に対して物凄く強い男だった。僕は彼のような人を見たことがないよ。」

もし、解散してたり、亡くなっている人たちを含めた、全てのアーティストの中から、一組だけその時代に行ってライヴを観られるとしたら、
俺なら迷わず「ジム・モリソンのいるドアーズ」でしょうね!

ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ザ・ドアーズ~40周年記念ミックス~

前編『ハートに火をつけて』

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永遠の名盤!ジェフ・バックリィ『グレース』

ジェフ・バックリィが亡くなったのは、ちょうど11年前の今日でした。

ジェフ・バックリィは俺の中では、
ジム・モリソン(ドアーズ)、カート・コバーン(ニルヴァーナ)と並ぶ、
3大ヴォーカリストに入る、好きなアーティストです。

この3人の「魂の叫び」ともいえる歌声は、俺の魂に響いてくるものでした。3人とも若くして亡くなってしまったというのは、たんなる偶然じゃなく、ある種の必然性を感じますね。

『グレース』ジェフ・バックリィ

グレース

「個人的ロック名盤・5位」

生前発表された唯一のアルバムで、ニルヴァーナの「ネヴァー・マインド」をミックスしたアンディ・ウォレスがプロデュースということもあり、時代の空気をとりいれた音でもありながら、唯一無二の存在感があり、”永遠の名盤”としかいいようがない、美しい作品です。
聴いたことがない人がいれば、ぜひ聴いてみてください!

「同じ曲でも、彼は同じ歌い方を2度繰り返すってことはなかったね。近いと思うものすらなかった。あるテイクのこの1ラインだけを直したいからってスタジオに入っても、彼はそのヴァースをそっくり丸ごと歌いなおしちゃうんだ。全然違う風にね。」アンディ・ウォレス

今回は、ミュージシャンにとってのジェフ・バックリィというのを
紹介してみたいと思います。

まず、ボノ(U2)。
「ジェフ・バックリィは、ノイズの海の中の濁りのないひとしずくだった」

次に、エルヴィス・コステロ。
「僕は彼を愛した人たちが、彼の生涯と死を安っぽいロマンティシズムの夢物語に仕立てあげようという誘惑と闘い抜いてくれればと切に願うねー本物の彼はそんなものとは比べものにならないくらい素晴らしいものだったんだから」

最後は元スウェードで、最近ではケイジャン・ダンス・パーティの
アルバムをプロデュースした、バーナード・バトラー。
「僕はこの世界ではお高く止まってる奴に随分会ったけど、彼は本当に愛するべき人で、僕が出会った中で最も才能があり、尚且つ人間的にも最高に素敵な人だった。
彼ほど僕が新しい作品を聴けることを心待ちにしていたアーティストはいないよ。僕はカミさんとよく音楽の話をするんだけど、何を聴いてもつまらない、この先出てくるものにも希望が持てないなんてシニカルな気分になった時にはいつでも、いや、少なくともジェフ・バックリィはこれからもずっと素晴らしいレコードを作り続けてくれるはずだよ、って言ってたのに。
<ラスト・グッバイ>はおよそ丸一年、毎日聴いてた。ギターをプラグ・インして、レコードに合わせてヴォリューム最大でプレイするんだ。僕をあれほど無理なく素直な気持ちにさせてくれた、自分自身であろうとすることへの恐れを消してくれた人は初めてだった・・・。」

奇跡の声~ベスト・オブ・ジェフ・バックリィ

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最高傑作!「テリング・ストーリーズ/ザ・シャーラタンズ」

『テリング・ストーリーズ』ザ・シャーラタンズ

テリング・ストーリーズ

「個人的ロック名盤・44位」

90年代初期の”マッド・チェスター・ムーヴメント”の中、登場したシャーラタンズですが、デビュー作の「サム・フレンドリー」でNO.1を獲得。そして”ブリット・ポップ”の嵐が吹き荒れる、95年に発表された「ザ・シャーラタンズ」が再びNO.1を獲得と、2つのムーヴメントの隆盛の中、リズムとメロディ、両センスに優れている事を証明しました。

そのシャーラタンズが96年に発表したのがこのアルバム、
ポッっと出のバンドには絶対に出せない、幾多の試練を乗り越えた(メンバーでハモンド・オルガン・プレイヤーのロブがアルバムの製作中に交通事故で死亡など)バンド独特の気高いスピリットが流れている大名盤です。

穏やかで温もりのあるメロディとダンス・グルーヴ、
イギリスのロックの伝統と最前線(ケミカル・ブラザーズとのコラボなど)がクロスされたダイナミックな名作です。

個人的には「ノース・カントリー・ボーイ」の素朴なメロディ、「テリング・ストーリーズ」の天空に舞い上がっていくような感じ、「ゲット・オン・イット」の素晴らしいイントロが好きです。

そのシャーラタンズ、
今月、10作目となるニュー・アルバムがCD盤で発売されました。

なぜCD盤なのかというと、UKでは3月からインターネット・サイトで”無料ダウンロード”が実施されていました。

この”無料ダウンロード”アイデアは2年前から、
「シャーラタンズとして現在自分たちが作り得る最高のアルバムが完成すれば、あえてそれを無料で配信する」と考えていたそうです。

「アルバムを聴きたがっている人の手に届くかぎり、
それがどういう手段をとろうと、まったく興味がない」


レディオヘッドとかならマスコミが大騒ぎしそうですが(笑)。

そのニュー・アルバム、
『ユー・クロス・マイ・パス』

ユー・クロス・マイ・パス(限定プレミア盤)(DVD付)

「テリング・ストーリーズ」級の傑作らしいので、
これでバンドは4度目の頂点を迎えることになります。
これはぜひとも買って聴かなければいけませんね!

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元祖英国の猿!スーパーグラス「アイ・シュド・ココ」

”グレート・ブリティッシュ・ポップ・ルネッサンス”と称される、ブリット・ポップ元年の95年には、数多くの新人バンドがデビューしました。

高らかに「青の時代」を宣言した、ブルー・トーンズ
スミス・90’Sモッド・バージョンと言われた、ジーン、
理想的な「デビュー・アルバム」を発表した、メンズウェア、
ブラーのデーモンの恋人ジャスティーンが率いる、
ニュー・ウェイヴ風のエラスティカ、
そして、オックスフォード出身の3人組、
元祖英国のチ○ポ猿!我らがスーパーグラス。

『アイ・シュド・ココ』スーパーグラス

アイ・シュド・ココ

「個人的ロック名盤・43位」

英国ロックの良質な部分を継承した、楽しくて軽薄な傑作。

10代の疾走感や若者特有の無軌道さを爆発させた、
「コウト・バイ・ザ・ファズ」「マンサイド・ルースター」「オールライト」、
この前半の3連発を聴けば、好きになるしかないでしょう。

”僕らは若い 元気がいっぱい
 いつもきれいに歯をみがく
 友達に会って 景色を眺め 安心する
 僕らは若い 切り抜けるさ
 馬鹿も出来ない そんな時間もない どこででも寝る
 そうしたかったら 僕らは大丈夫さ
 金があったから 自転車を買った
 取り出して 野を渡る
 操縦を誤り 壁にぶち当たる でも大丈夫”
 「オールライト」

後半にはメロウでノスタルジックなバラード3連発と、幅広い音楽センスを披露し、シンプルな楽しさに満ちている「愛するべき」アルバムです。

現在まで、数多くのアーティストにリスペクトされながら、
(新世代の猿軍団、アークティック・モンキーズは「スーパーグラスは素晴らしいライヴ・アクトだ、俺たちの大好きなアーティストだよ」と、自身のスタジアム公演のオープニングアクトに起用)
息の長い活動を続けていて、先月新しいアルバム
「ダイヤモンド・フー・ハ」をリリースしたばかりです。
聴いてないけど(笑)。

スーパーグラス/ダイアモンド・フー・ハ

「肝心なのは、楽しいってことだよ。
 セックスよりも逃避よりも楽しいってことだ」

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「君は鮮烈な青なのか、それとも盲目のまま過ごすのか?」

「17歳のとき、ストーン・ローゼズが僕を精神的な意味で
音楽に目覚めさせたんだ」

「君が主人公なんだ」ということを高らかに宣言したストーン・ローゼズとの出会いについて、こう語るメンバーのマーク・モーリス、
ラーズの鳴らす”妙なる調べ”に魅了されていたその弟スコット、
ザ・スミスに出会いギター・サウンドの虜になっていたアダム、
そんなメンバー達によって結成されたのが、このブルー・トーンズ。

そのブルー・トーンズのデビュー・シングル、
『アー・ユー・ブルー・オア・アー・ユー・ブラインド?』

コンパニオン

「憧れる」だけの立場から、「世の中に自分より重要なやつはいないんだ」と、『青の時代』の到来を高らかに宣言した名曲です。
鮮烈なメロディとアッパーなパワー・コードのギター・カッティングによるこの曲は、聴き手を大空へ引き上げるような上昇感覚があり、「君は鮮烈な青なのか、それとも盲目のまま過ごすのか?」という命題を突きつけてくるのです。

その後、リリースされたファースト・アルバム、
『エクスペクティング・トゥ・フライ』

Bluetones/Expecting To Fly

個人的ロック名盤・42位(にしときます)

飛ぶ鳥を落とす勢いだったオアシスの「モーニング・グローリー」を
引きずり降ろし(一週だけ)、全英チャートの1位に輝きました。

「シングル・ヒットに振り回されないようなアルバムを作りたかった。
アルバムはシングル曲をただ集めただけの曲とは違う。
一つの芸術作品なんだ」と語っているように、
”アー・ユー・ブルー・~”は未収録、ポップでキャッチーなメロディは影を潜め、全体で一つの世界を築きあげていくような統一感のある、繊細な作品になっています。

が、意図は分かるんだけど、少し物足りないのが正直なところ。
ストーン・ローゼズのファーストに「エレファント・ストーン」「フールズ・ゴールド」とかが入ってないみたいなもんでしょうか。でもこの2曲が入ってなかっても「歴史的名盤」には変わりないけど。
俺としては、その時点でのバンドの持っているすべてのものを注ぎ込んでほしかった。「名盤」として押しきれないのはそこですね。

誰にでも「ちっぽけな、自分だけのかけがえのない伝説」を培うことが出来るんだ!、そんなメッセージをもったアルバムです。

「もし誰も見たことがないような新しい色をみつけたら、
僕の庭から掘り起こそう、そしたら、
そいつはきっとこの世でいちばん素敵なものになるだろう」
”タイム&アゲイン”

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金返せアルバム!「サム・ラウド・サンダー」

古い話題ですが、雑誌『スヌーザー』で、2007年度の「金返せ!」
アルバムに選ばれていた一枚。その時に思ったけど、なかなか書けなかったので大分遅れてこのアルバムについて書いてみます。
もちろん俺はそう思ってないけど。

「サム・ラウド・サンダー」
クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤー

Some Loud Thunder

俺はこういう個性的なバンドというのは好きなんですけどね~。
ロックバンドの進化軸を、大まかに言うと、
セカンドはファーストの延長戦上、サードで傑作を作って、バンドの評価が固まった後に、実験的だったり方向性の違うサウンドを目指したりするのが、まあ一般的な流れかなと思います。

まあ単純にセカンドアルバムというのは、
”曲としてのよさ”はファーストよりおとるかもしれないけど、
音圧をアップさせて、曲の強度を増したり、よりグルーヴ感を出してたりというのが、オーソドックスなパターンだと思うんですが、
(思いつくもので、クラッシュ、スミス、レディオヘッド、ブルー・トーンズ、ジーン、ストロークス、アークティック・モンキーズがそんな感じ。
リバティーンズはちょっと違うな。あくまで俺の感覚で)
このアルバムではいきなり『サージェント・ペパーズ』を目指した感があり、ロック的高揚感を求めてこれを聴くと、肩透かしをくう可能性のあるサウンドです。
たいていのリスナーは耳ざわりのいいものが好きなんでしょうね~。

まあ俺もファーストの方が好きなんですけどね(^^)。
牧歌的でサイケデリック・フレーヴァー漂う名盤なので、
クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤーを初めて聴く人はこちらからどうぞ。

個人的ロック名盤・38位『クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤー』

クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤー

今後の展開が楽しみです。

今日の一曲、
「スパニッシュ・ダンス・トループ」ゴーキーズ・ザイゴティック・マンキ

クラップ~と似たようなウェールズ出身のサイケなくせものバンド。

Gorky’s Zygotic Mynci/Spanish Dance Troupe

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「ハートに火をつけて」ザ・ドアーズ&ジム・モリソン

いよいよ、ドアーズとジム・モリソンの事について書きます(^^)。
ドアーズは俺にとって、4大(好きな)バンドの一つで、
ジム・モリソンは、3大(好きな)ヴォーカリストに入ってます!
とはいっても、ドアーズをよく聴いてたのは、
もう15年くらい前になるんだけど・・・。

ちなみに、4大バンドとは、
クラッシュ、ニルヴァーナ、マニック・ストリート・プリーチャーズ、
3大ヴォーカリストとは、
ジム・モリソン、カート・コバーン、ジェフ・バックリィです。

「知覚の扉が洗い清められるとき、
すべてはありのままの姿で現れるだろう、果てしなく」

”ドアーズ”という名前は、ジム・モリソンの閃きにより、
ウィリアム・ブレイクのこの詩の一説からつけられました。

「世の中には既知のものと未知のものとがある、
そして、その間には扉(ドアーズ)があるのさ」ジム・モリソン

~まずジム・モリソンとレイ・マンザレクとの出会いから、
ドアーズ結成までのストーリーを紹介したいと思います~

UCLAで映画撮影方の学士号を手にしたジムは、友人たちにニューヨークに行って映画で飯を食うつもりだと宣言します。
しかし実際は、ロスにとどまり、さびれたビルの屋上に住み、詩を書く日々を過ごしていました。日中は太陽の光、夜になるとロウソクの明かりを頼りにして、彼の豊かな想像力の世界に訪れた思いをことごとくしぼりだした。

1965年夏、ある晴れた日の海岸で、レイ・マンザレクは
映画科の同窓生だったジムとばったり出くわしました。

レイ「いったい何をやってるんだ?どうしてまだロスにいるんだ?」
ジム「俺、ビルの屋上に住んで歌を書いてるんだ、まだ断片だけど」
レイ「(確かに彼が詩人だってのは知ってた)へえ、そりゃすごい、
   ひとつ俺に、その歌を聴かせてくれよ」


そしてこう歌ったそうです  『月まで泳いでいこう/
波に乗って上っていこう/街が眠りにつく夜の中に入っていこう』


それからもう2、3曲歌い終えたあとこう言ったそうです。

レイ「俺がこれまで聴いたロックンロールの歌詞のなかでも最高だ!
   一緒にロック・バンドを作ろうぜ」
ジム「それこそ俺が思い描いていることなのさ」

こうして、卒業生のフランシス・フォード・コッポラに次ぐ有望株とのお墨付きを得て、前途有望な映画青年と目されていたレイ・マンザレクは、成功間違いなしのフィルムの世界を捨ててジム・モリソンとバンドを組むことになったのです。

「あの日、ビーチを歩いていたジムを目にして、何よりもまず驚いたよ。だってやつはニューヨークに行くって話してたから。とっくに行ったと思ってたんだ。だからよりにもよってあの日、なぜ彼がビーチへ行く気になったのか、なぜ偶然私があの場にいあわせたのか、それを思うと不思議なんだ。誰かがそのように図ったに違いないよ。」
レイ・マンザレク

その後、ジョン・デンズモアとロビー・クリューガーが加わり、
デビュー作「ハートに火をつけて」が1967年に発表されました。

「個人的ロック名盤」22位

ハートに火をつけて(紙ジャケット仕様)

ロック・ジャズ・ブルース・ラテンが混然一体となっていて、ロックにさまざまな新機軸をもたらし、デビュー作としては驚くべき出来栄えと評価を得たばかりか、ビートルズの「サージェント・ペパーズ」と並ぶ1967年のベスト・アルバムに選定されるアルバムとなりました。

個人的には、このアルバムの魅力は、ドアーズのキャリアでも突出した4曲がおさめられてる事です。

「ブレイク・オン・スルー」
ハード・ロックだといわれますが、俺にとっては、その歌詞を含めて、
もろ”パンク・ロック”です。精神性という意味で、パンクはここから
始まったといっても過言ではありません。

「水晶の舟」
幻想的で美しい、ピュアなバラード

「ハートに火をつけて」
やはりドアーズの曲で、一番好きなのは何かと聴かれたら、コレ!
この曲(全米1位)が象徴するように、ドアーズはアンダーグラウンドにとどまらないポップさを兼ね備えていました。

「ジ・エンド」
ロックの表現領域を押し広げた、壮大なドラマ。
ジム・モリソンは、言葉をその持つ意味ばかりではなく感情への働きかけを考えて使い、聴き手にその意味するところを想像させるとともに、自由にイメージさせました。

ドアーズの音楽を聴くというのは、ある種の催眠状態に陥ったり、
潜在意識に入りこむというか、独特の世界にさまよい込むというか。
説明がしにくいんだけど・・・。

~ドアーズがまだデビューする前のエピソード~

ジムとレイは、もし自分たちがビッグになったらといったことを
夢に描き、よく未来を語りあったそうです。

ある日、ヴェニス・ビーチを歩いている時のこと、こんなような会話が
ふたりの間で交わされました。

ジム「何歳くらいまで生きたいと思う?」
レイ「そう、まあ87歳までは生きたいね。
   孫や曾孫の顔を見たいから」


ジム「俺は違うね。俺が自分のことをどう見ているか知ってるかい?
大きな流れ星、巨大な炎につつまれた彗星さ。誰もが立ち止まって
息をのむや、指をさして、こう言うのさ。「おい、見てみろよ!
あれを見ろよ!」で、ヒュー!俺はやつらの前から姿を消す。
でも、あんなものにはもう二度とお目にかかることはできないのさ。
そして、俺のことをけっして忘れることは出来ないんだ。」

サ゛・ウ゛ェリー・ヘ゛スト・オフ゛・サ゛・ト゛アース゛~40周年記念ミックス~(DVD付)

後編『まぼろしの世界』に続く。

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ピストルズ以上の衝撃!「メタル・ボックス/PIL」

「ロック名盤ベスト100」シリーズを再開したいと思います(^^)。
40位までは、一気に20枚ずつランキングにしたわけですが、
その中に入れ忘れたものというか、入れてもよかったなというのが何枚かあるので、好きなアーティストというのもあり、一枚ずつ、そのアルバムとバンドの事を書いてみたいと思います。

個人的ロック名盤 41位
『メタル・ボックス』PIL

   Second Edition

セックス・ピストルズを脱退し、本名に戻したジョン・ライドンが、
ピストルズ以前にパンクであった「仲間」(ジャー・ウーブル、キース・レヴィン)と共に結成し誕生したのが、
このPIL(パブリック・イメージ・リミテッド)。
これはPILが、79年に発表した衝撃のセカンド・アルバム!

次作の「フラワーズ・オブ・ロマンス」へと続く、
ロックの解体作業は非常にスリリングです。

The Flowers of Romance

「メタル・ボックス」を初めて聴いた時は、正直”ぶっ飛び”ました。
ロック的な高揚やビート感から意図的に離れ、広い空間をベース、
ギター、ヴォーカル、ドラムが自由に浮遊し、緊迫感のある世界が
広がっていました。俺はこのアルバムを聴いて「真のパンク」というものを理解しました。

オリジナルは12インチ・マキシ・シングル3枚を、地雷を模したとも
言われるメタル缶に入れてリリースされましたが、これは当時ジョンたちが夢中になっていたレゲエ/ダブの低音、そして豊かにうねる中音を求めた結果、こういう形態になったそうです。
でも俺は、「セカンド・エディション」のCDしか聴いた事がないので、
本当の意味でのこのアルバムの凄さは体感してません(^^;)。

後は、当時のジョン・ライドンのインタビューから、
このアルバムの魅力などを伝えたいと思います。

アルバムを作った当時の状況を、

「ずっと前から、金属とレコードを組み合わせることに興味を持っていた。そのアイディアをレコード会社に話したけど、コストが高くつくというので、まったく実現の可能性がないと言うんだ。それなら少し無理してもいいから、自分たちでメタル・ボックスを作ろうと思ってね。俺がカンヅメ会社に行って何から何まで交渉してきたんだ。そして、その代金は全部自分達で負担する。レコードが売れれば、カン代が俺達の印税から引かれてゆくという仕組みになっている」

こうしてDIYで、5万セットが限定で作られました。

このアルバムの特徴は、という質問に

「何といってもサウンドが最高さ。なるべくいいステレオで聴いてくれ。それも日本製のな、特にベースの音はブッ飛ぶぜ。日本の木の家なんか、ガタガタ揺れるかもしれないな。それにレコードに合わせて踊ったっていいんだぜ。この世の中に、一緒に踊れる曲があまりにも少なすぎる」

~最後に、1983年来日時のインタヴューより~
あなたが「スワン・レイク」を歌った時、周りの聴衆の何人かが、突如理由もなく呼吸困難に陥り、バタバタと倒れたという現象が起きたんですが、そのことをどう思いますか?

「スワン・レイク・・・、あの曲は俺の母が死んだ時に書いた曲なんだ。
母はガンで一年間も苦しみながら死んだ。俺があの曲を歌う時、
いつも心の中で母のことを想って泣いてるんだ。”あなたの瞳の中にある死に対し、俺は何と表現したらいいんだろう・・・”
最初の一節はこう歌ってるんだ。それはきっと、俺の母を想う気持ちが、空気を伝って人々をトランス状態に導いたんだと思う。」

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ロックの歴史を変えた名盤!「ネヴァー・マインド・ザ・ボロックス」

サマソニにセックス・ピストルズの出演決定!

「サマー・ソニック08」の第一弾出演アーティストの発表がありましたが、そこにはなんと、あのセックス・ピストルズの名前がありました。
やはり一度は見ておきたいです。
まあ、再結成には賛否両論ありましたが、
部外者があれこれいっても「そんなの関係ねぇ」でしょう。
バンドは当事者本人のものなのだから。
今だに音楽雑誌では、定期的にパンクを特集して、
「パンクとは何ぞや?」といった事が書かれていますが、
ジョン・ライドンが再結成した時にこう語っていました。
「俺のやることがパンクだ!」まったくその通りです。

ピストルズのほかに、個人的興味はポール・ウェラー、
同じく復活組のジーザス&メリー・チェイン、ザ・ヴァーヴ。スピリチュアライズドもおもしろそうだし、ポリシックスも意外と好き(笑)。
新しいところでは、ケイジャン・ダンス・パーティなど。
まあ行きたいけど、行けないでしょうが・・・。

セックス・ピストルズについてですが、エピソードはたくさんありますが、今さら俺があれこれ言うまでもないでしょう。

二十歳そこそこの若者が、ロック・シーンのみならず
当時のイギリス社会に思想革命をおこし、アルバムを一枚出しただけで
、「世界を変えた」という事実だけで十分だと思います。

確かにマルコム・マクラーレンのプロモーション戦略もありましたが、
やはりピストルズの最大の魅力は、ジョニー・ロットンの個性でした。
そこら辺のピストルズやジョニー・ロットンを知るには、
ドキュメンタリー映画「ノー・フューチャー」がおすすめです!
ヴィヴィアン・ウェストウッドがデザインしたファッションも、
その後のロンドン・パンクに多大な影響を与えました。

そのピストルズが、77年に発表した唯一のアルバムで、
ロックの歴史上、最大瞬間風速を記録した名盤中の名盤。

「ネヴァー・マインド・ザ・ボロックス」(勝手にしやがれ)

勝手にしやがれ(紙ジャケット仕様)

確かにオーヴァー・プロデュースな感は否めませんが、
あの時代(今もですが)、ロックにとって
この破壊力が必要だったということでしょう。
「ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン」は、いつ聴いてもかっこいいし、
「アナーキー・イン・ザ・UK」は永遠のマスターピース。

かって、なにかのフェスで、この曲をカバーしたモトリー・クルーに対して、ソニック・ユースのサーストン・ムーアは、「ムカツク(たしかこんな感じのことを言ってた)、でもいい曲だ」と言ったというエピソードもありますが、
今のしょぼくれたセックス・ピストルズが演ってるのを観ても、
俺は「でも、いい曲だ」と思うでしょうね。

ちなみにソニック・ユースの「ティーンエイジ・ライオット」は、
「アナーキー・イン・ザ・UK」と並ぶ名曲です!

昔、友達に貸したら、帰ってこなくなったので、安かったので輸入盤を新しく買いなおしたら、ジャケットがこんな感じのピンクでした(^^)。

Never Mind the Bollocks Here's the Sex Pistols

関連記事↓

「メタル・ボックス」PIL&ジョン・ライドン

ロンドン・コーリング/クラッシュ&ジョー・ストラマー

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歴史的名盤!「勝手にしやがれ」セックス・ピストルズ

サマソニにセックス・ピストルズの出演決定!

「サマー・ソニック08」の第一弾出演アーティストの発表がありましたが、そこにはなんと、あのセックス・ピストルズの名前がありました。
やはり一度は見ておきたいです。
まあ、再結成には賛否両論ありましたが、
部外者があれこれいっても「そんなの関係ねぇ」でしょう。
バンドは当事者本人のものなのだから。
今だに音楽雑誌では、定期的にパンクを特集して、
「パンクとは何ぞや?」といった事が書かれていますが、
ジョン・ライドンが再結成した時にこう語っていました。
「俺のやることがパンクだ!」まったくその通りです。

ピストルズのほかに、個人的興味はポール・ウェラー、
同じく復活組のジーザス&メリー・チェイン、ザ・ヴァーヴ。スピリチュアライズドもおもしろそうだし、ポリシックスも意外と好き(笑)。
新しいところでは、ケイジャン・ダンス・パーティなど。
まあ行きたいけど、行けないでしょうが・・・。

セックス・ピストルズについてですが、エピソードはたくさんありますが、今さら俺があれこれ言うまでもないでしょう。

二十歳そこそこの若者が、ロック・シーンのみならず
当時のイギリス社会に対して思想革命をおこし
アルバムを一枚出しただけで、「世界を変えた」
という事実だけで十分だと思います。


確かにマルコム・マクラーレンのプロモーション戦略もありましたが、
やはりピストルズの最大の魅力は、ジョニー・ロットンの個性でした。
そこら辺のピストルズやジョニー・ロットンの事が知りたければ、
ドキュメンタリー映画「ノー・フューチャー」がおススメです!
ヴィヴィアン・ウェストウッドがデザインしたファッションも、
その後のロンドン・パンクに多大な影響を与えました。

そのピストルズが、77年に発表した唯一のアルバムで、
ロックの歴史上、最大瞬間風速を記録した名盤中の名盤。

「ネヴァー・マインド・ザ・ボロックス」

勝手にしやがれ(紙ジャケット仕様)

確かにオーヴァー・プロデュースな感は否めませんが、
あの時代(今もですが)、ロックにとって
この破壊力が必要だったということでしょう。
「ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン」は、いつ聴いてもかっこいいし、
「アナーキー・イン・ザ・UK」は永遠のマスターピース。

かって、なにかのフェスで、この曲をカバーしたモトリー・クルーに対して、ソニック・ユースのサーストン・ムーアは、「ムカツク(たしかこんな感じのことを言ってた)、でもいい曲だ」と言ったというエピソードもありますが、
今のしょぼくれたセックス・ピストルズが演ってるのを観ても、
「でも、いい曲だ」と思うでしょうね(^^)。

昔、友達に貸したら、帰ってこなくなったので、安かったので輸入盤を新しく買いなおしたら、ジャケットがピンクでした。

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永久不滅の名盤!「ロンドン・コーリング」ザ・クラッシュ

俺の個人的「ロック名盤1位」は、『ロンドン・コーリング』です!

ロンドン・コーリング

ロック、レゲエ、R&B、ロカビリー、ジャズなどを取り入れて、
それらを見事なクラッシュのサウンドに仕上げた傑作であり、
パンク生誕後のロック史を語る時に欠かせない名盤。
パンク・ロックという音楽スタイルにとどまらず、バンドのスピリットがいっぱいつまってるので、ぜひ聴いてみてください!

CDでは1枚に収められましたが、当時は2枚のLPを1枚の
レコード・ジャケットに入れて発売されました。
これはファンのために価格を下げる方法として
クラッシュ側が提案したものでした。

90年の「ローリング・ストーン」誌の
”80年代のベストアルバム”で第1位に輝きましたが、
それを知ったジョーはこう言ったそうです。

「あれは79年の発表だぜ!」

そんなザ・クラッシュ&ジョー・ストラマーの魅力について、
雑誌「ニュー・ルーディーズ・クラブ」に載ってたエピソード(黒字)と
ストラマー語録(赤字)を織り交ぜながら、伝えたいと思います。


まず俺の1番好きなエピソード。
写真家のハービー山口氏が、ロンドンの地下鉄で面識の無い
ジョー・ストラマーと偶然、
出会った時のものです

1979年のある日、地下鉄に乗ってると、
向こうの座席にジョー・ストラマーがいた。
僕はおそるおそる「写真を撮ってもいいか?」と聞いた。
彼はにっこり笑って「いいよ」といい、
僕は彼のすきっ歯の笑顔にホッとして、
揺れる車中で夢中になってシャッターを押した。

次の駅で、ジョー・ストラマーが降りようとし、
僕は「サンクス」と挨拶した。すると彼は、

「撮りたい時はいつでも撮れよ。それがパンクだぜ!」

と言い残し去っていった。その言葉を聞いた瞬間、
パンクとは何かという僕の疑問が解き明かされた。

やりたいことは、今やるんだ!
そのエネルギーを持つ。
やりたいことに正直になる、
それがパンクなんだと。

電車を降りた僕は、嬉しさのあまり、
駅の階段を駆け上って、ロンドンの街へ出ていった。

この時撮った写真は、それからプリントされることなく、
20年の時を超えて、初めてプリントされ、掲載されました。
なぜ今まで、その写真を確かめようとしなかったのか、という問いに
「誰かに請われて撮ったのではない、撮ったことで満足だった」
とハービー氏は、言葉少なに語ったそうです。

この写真は、ジョー・ストラマーという男の本質をとらえてて、
ハービー氏に信頼の眼を向けている、とても優しい表情でした。

もうひとつ、エピソードを。

「あいつらと一緒にいる時が一番嬉しい。
あいつらは俺たちを必要としている。
俺たちのロックンロールが毎日暮らしていくために必要なんだ」

ステージ終了後のドレッシング・ルームにつめかけるファンの中の
少年のひとりが、ジョーにサインをもらいながら語りかけた。
「クラッシュにしてはチケットが高すぎるよ、ジョー」
ジョーはこう答えたという。


「これが精一杯なんだ。ツアーをやる時は臨時のスタッフも
必要だし、交通費やホール代も高くなった。
信用してくれ、これがギリギリの線なんだよ」


「でもジョー、すぐに用意できる金額じゃないよ」
チケット代は、約1300円である。

帰りのバスの中で、まったく無言のジョーを見ると、
ジョーは涙を流していた、という。


「子供たちのためにコンサート会場をつくりたい。
そうしたら1ポンド(約540円)でコンサートができる」

去年、ローリング・ストーンズとU2は、ツアーの収益が
数百億円だったそうです。ビジネスという視点で見ると、
そういう意味では、
クラッシュは二流以下のバンドでした。
レコードは安くする、コンサートチケットは安くする、
ベネフィット・コンサートにはノーギャラで出たがる、
大ホールではやらない、TVでプレイしたがらない、
さらに驚くべきことに、バンドは大きな利潤をあげてはならない、
という鉄則を守ってました。

当時、彼らとマネージメント契約をした会社の社長によれば、
「契約の際に、ジョーに念を押されたよ。絶対に大儲けしようと
思うな。われわれのファンから搾取してはいけない、
利益は活動が維持できる最小限のものに留めろってね。経営は当然苦しいよ。でも、そういうクラッシュが好きさ、個人的にもね」

当時のジョー・ストラマーのことを
ジョン・ライドンは「いいやつだけど、シリアスすぎるんじゃないか?」
ポール・ウェラーは「やつのロマンチストぶりはなおらないぜ!」
と評してます。

なるほど。

クラッシュは、スタジアム・バンドになることを一切、拒否しました。
「青臭さの抜けきらない男」とするならそれでもいいでしょう。
ただジョー・ストラマーという人物は、常人以上に強靭な精神力と
意思を持った男だったとだけ言っとく必要があります。

そういうクラッシュとジョー・ストラマーが俺も大好きです。

「やつらにとってはいやな毎日の連続なんだ。
だから言うんだよ。がんばれよ、くじけるなよってね」

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