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『スタティック&サイレンス』ザ・サンデイズ

長かった梅雨も明けて、いよいよ夏らしくなってきました。
そんな夏を涼しく過ごすには、このアルバムを聴くのが最適です。

『スタティック&サイレンス』(1997)

スタティック&サイレンス
アコースティックを基調とした、穏やかな佳曲が並び、インパクトこそありませんが、これがエバーグリーンなサンデイズのサウンドです。

『Cry』

一部では、前2作と代わり映えしないと言われますが、シーンの最前線で売れ続けるのが目的のバンドならともかく、ただ「いい音楽」を作るのが目的のこのバンドに無意味な変化は必要ないでしょう。

このアルバムの印象を一言で表すなら、
「過ぎ去った夏の日々」とでもいいましょうか。
そんなノスタルジックな感じがします。

このアルバムの中には、『サマータイム』というサンデイズの中でも、1番好きな曲が入っています。この曲の歌詞にちょっとした思い入れがあり、大好きなんですよね。

『サマータイム』

 
大好きな人と結ばれる、そういう人もいるんだろうか
ハートの形のホテルの部屋
ハートが求めるものはそれ
やたらに飛び回るあぶくは、
空高くとどまることもあるんだろうか
ハロー、パートナー
名前なんか捨ててしまってよ
たまには・・・

夢見がちな魚座生まれは、仮面を被った天使を探す
中国語を話すガールフレンドの、大きな茶色の瞳
リヴァプールの淑女、洗練された男性
ハロー、パートナー
恋に失敗はないわよね

あなたと私、季節は夏
公園で手を取り合って
ぎゅっと握って、ため息ひとつ
そしてあなたの瞳がキラリ
あふれる日差しが暗がりを追い払う

たまらなく嫌いな人と結ばれる、
そういう人もいるんだろうか
遥か彼方の地獄のような場所、第3次世界大戦
ただし、私に見える映像では、
味気ない絶望の意味するところが
一糸乱れぬ髪をした怒れる若者をさす
そういうこともある・・・

内なる声を上げよう
下を向いている暇はない、と
価値のない言葉、語りかける相手は世間
どうしたら、そんな台詞を思いつくの
魂が引き裂かれるだけなのに
触れるだけなのに
寂しい心に・・・

あなたと私、季節は夏
公園で手を取り合って
ぎゅっと握って、ため息ひとつ
そしてあなたの瞳がキラリ
あふれる日差しが暗がりを追い払う

あなたと私、季節は夏
白い肌を赤くして
私たち、似た者どうしね
それとも私、フィクションの読みすぎかしら
こういうものなのかしら
 

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コメント

確かに過ぎ去った夏の日々っていう印象のアルバムですね。
買った当時はあまり気にしませんでしたが、時間が経つにつれこのアルバムが持つノスタルジック感を強く感じます。

個人的には3枚の中でも一番好きなアルバムです。TBさせてください!

投稿: reds20061222 | 2009年8月 8日 (土) 02時39分

redsさん、コメント&トラバありがとうございます(^^)。
このアルバム、出た当時は印象が薄かったんだけど(「サマータイム」は好きでしたが)、時が経つにつれ、だんだんと馴染んできました。
これからも、(特に)この時期になると聴き続けることでしょう。年老いてから、このアルバムを聴いている姿が目に浮かびます(笑)。

投稿: william | 2009年8月 8日 (土) 22時36分

williamさん、こんにちは。
『THE SUNDAYS』初めて知りました。
ジャケもいいですし、PVもいいですね。
何より曲がいい。
UKロックは奥が深いですね~

投稿: Rockfield | 2009年8月30日 (日) 11時32分

Rockfieldさん、こんにちは。
サンデイズもデビューは1990年だから、古いバンドですが、サウンドは変わりません。でも最近はどうなってるか知らないんですよね~。
俺はその時の気分で、いろんなタイプの音楽を聴きますが、穏やかな音楽が聴きたいときなんか最適ですね。
UKロックの奥は浅いようで、深いですよね。

投稿: william | 2009年8月31日 (月) 23時30分

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今回はTHE SUNDAYSです。 本篇の「旅シリーズ」の記事を書きたいのですが、いかんせん!なかなか旅に出れない状況なので今回は恒例のお気に入りバンドシリーズです。暑いですね。 ザ・サンデイズは90年に名門ROUGH TRADE(ラフ・トレード)からデビューアルバムを発表しました。 90年と言えば、世はマンチェスター・ムーヴメントの真っ最中。その代表格ストーン・ローゼズはこの年にスパイク・アイランドにてムーヴメントのピークとも言える大規模なライヴを決行しました。 そ..... [続きを読む]

受信: 2009年8月 8日 (土) 02時40分

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