「君は鮮烈な青なのか、それとも盲目のまま過ごすのか?」
「17歳のとき、ストーン・ローゼズが僕を精神的な意味で
音楽に目覚めさせたんだ」
「君が主人公なんだ」ということを高らかに宣言したストーン・ローゼズとの出会いについて、こう語るメンバーのマーク・モーリス、
ラーズの鳴らす”妙なる調べ”に魅了されていたその弟スコット、
ザ・スミスに出会いギター・サウンドの虜になっていたアダム、
そんなメンバー達によって結成されたのが、このブルー・トーンズ。
そのブルー・トーンズのデビュー・シングル、
『アー・ユー・ブルー・オア・アー・ユー・ブラインド?』

「憧れる」だけの立場から、「世の中に自分より重要なやつはいないんだ」と、『青の時代』の到来を高らかに宣言した名曲です。
鮮烈なメロディとアッパーなパワー・コードのギター・カッティングによるこの曲は、聴き手を大空へ引き上げるような上昇感覚があり、「君は鮮烈な青なのか、それとも盲目のまま過ごすのか?」という命題を突きつけてくるのです。
その後、リリースされたファースト・アルバム、
『エクスペクティング・トゥ・フライ』

個人的ロック名盤・42位(にしときます)
飛ぶ鳥を落とす勢いだったオアシスの「モーニング・グローリー」を
引きずり降ろし(一週だけ)、全英チャートの1位に輝きました。
「シングル・ヒットに振り回されないようなアルバムを作りたかった。
アルバムはシングル曲をただ集めただけの曲とは違う。
一つの芸術作品なんだ」と語っているように、
”アー・ユー・ブルー・~”は未収録、ポップでキャッチーなメロディは影を潜め、全体で一つの世界を築きあげていくような統一感のある、繊細な作品になっています。
が、意図は分かるんだけど、少し物足りないのが正直なところ。
ストーン・ローゼズのファーストに「エレファント・ストーン」「フールズ・ゴールド」とかが入ってないみたいなもんでしょうか。でもこの2曲が入ってなかっても「歴史的名盤」には変わりないけど。
俺としては、その時点でのバンドの持っているすべてのものを注ぎ込んでほしかった。「名盤」として押しきれないのはそこですね。
誰にでも「ちっぽけな、自分だけのかけがえのない伝説」を培うことが出来るんだ!、そんなメッセージをもったアルバムです。
「もし誰も見たことがないような新しい色をみつけたら、
僕の庭から掘り起こそう、そしたら、
そいつはきっとこの世でいちばん素敵なものになるだろう」
”タイム&アゲイン”
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コメント
これも懐かしいですね!
ちょうどこれからの時期、梅雨に聴きたい音です。このアルバムも大好きです。
ちなみに10年ぐらい前(だと思う)の来日公演の時、目の前で少年がジャンプしながら観ていたんですが、あの子はもう立派な大人になってんだろうな~。
投稿: reds20061222 | 2008年5月14日 (水) 18時11分
redsさん、
アルバムはキャッチーな曲があまりないので、
やはり「梅雨」になってしまいますね。
”アー・ユー・ブルー・~”や、俺の好きな”コロラド・ビートル”は
夏っぽい曲ですけどね~。
俺は立派な(でもないけど)おっさんになってしまいました(笑)。
投稿: william | 2008年5月15日 (木) 23時17分