青春の疾走感!『But Tomorrow』ジャグアー

青春の甘酸っぱさや痛みと疾走感。
そういうものを感じさせる佳曲で、
たまに聴きたくなります。

『バット・トゥモロー』(1997)

バット・トゥモロウEP

『ヴィジョン』(1998)

 ヴィジョン

高いソングライティング・レベルの「名曲集」といった仕上がりのジャグアーのファースト・アルバムですが、俺の中では、ずば抜けた「これといったもの」が感じられなくて、印象が薄いです。

『いろんなレベルで俺たちの曲を解釈して欲しいと思ってるんだ。ジャグアーはこんなバンドです、っていうんじゃなくて、いろんな方向性やベクトルを持ったものでありたいんだ。で、そのなかのどの要素を引き出すかというのが、聴いた人それぞれに委ねられればいいなと思ってるんだよ。そういういろんな要素が混ざり合っているのが人生というものだし、その自分の人生に照らし合わせながらリスナーが俺たちの曲を聴いてくれれば一番いいと思うんだよね。それが生きるっていうことなんだからさ』
マルコム・カーソン(ヴォーカル/ギター)

 
「明日になれば、君は泣いてるかもしれないし、
笑ってるかもしれないよ。」

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ケンタッキー・フライド・チキン vs パステルズ

28日は「にわとりの日」ということで、ケンタッキーフライドチキン(以下KFC)では、毎月28日、「とりの日パック」を特別価格(980円)で販売しています。

そんな「とりの日パック」を食べながら(・・・といきたいところでしたが、食べきれないので今回は「チキンポットパイBOX」でした)音楽を聴こうという、redsさんの完全なパクリ企画第2弾です(笑)。

個人的には、他の人があんまり取り上げない、出来るだけマイナーなものを紹介していきたいという性格上、今回は、前回のティーンエイジ・ファンクラブ&ジャド・フェアーに続き、素晴らしいアルバムを出したばかりの「パステルズ」です。

『イルミナティ』(1998)

ILLUMINATI

ご存知パステルズはビジネスよりも「とにかく音楽が好き」であることを優先しているオルタナティヴなバンドです。
そんなパステルズ初のリミックスアルバム。

実は俺、リミックスの曲ってあんまり好きじゃないというか、
そんなに興味がないんですよね。
なので、マニックスのベストの2枚目とか、一回も聴いたことがありません・・・。
さらにコーネリアスの『FM』『AM』も買ったものの、そんなに聴いた記憶がありません・・・。

しかし、このパステルズのリミックス・アルバムは好きなんです。
それはひとえにパステルズというバンドの魅力によるものでしょうが、俺の好きなコーネリアス、ステレオラブ、スーパーカーをはじめ、ケヴィン・シールズ(マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン)、ジョン・マッケンタイア、ジム・オルークなど、豪華なリミキサー陣によるところも大きいかもしれません。

そもそもこのアルバム、最初パステルズは、彼らの音楽がリミックスされるというアイディアに懐疑的で、「やってもいいよ。ただし、ケヴィン・シールズが参加してくれるならね」と言ったところ、ケヴィンがノリノリだったために、作られたそうです。

個人的には、キラキラ宇宙空間のコーネリアスと、ヌード・ディスコなステレオ・ラブのトラックがフェイバリットです。

全体的にリラックスしたムードで、各アーティストのパステルズに対する尊敬の念と遊び心がたっぷり詰まった、「音空間」が存在してます。

午後のぽかぽかした陽気の中で、まどろみながら聴く、「ゆる~いサイケデリック感」漂う音楽は心地いいものです(^^)。

パステルズと小山田圭吾といえば、
パステルズとグラスゴーのバンドへのオマージュのこの曲。

『SON OF A GUN』ヴァセリンズvsニルヴァーナvsカヒミ・カリィ 

 
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『ザ・サン・イズ・オーフン・アウト』ロングピッグス

「太陽が時折消える」

現実が霞のようになってしまう、そんな不安に陥ってしまう瞬間。
喪失感で人生に希望がもてなくなってしまったり、
今だにそういう風に感じる瞬間があったりします。

俺にとってのロングピッグスとはまさにそういうバンドです。

『ザ・サン・イズ・オーフン・アウト』(1996)

The Sun Is Often Out
90年代の異才、クリスピアン・ハント。
彼の抑えきれない衝動と繊細なメロディによって作られた、このアルバムはあなたの心を切り刻み、傷跡を残すかもしれません。

『ロスト・マイセルフ』
アルバムの中でもずば抜けて好きな、美しい曲です。


『シー・セッド』
エモーショナルが爆発してます。



最後に、このアルバムには入ってないけど、妖しい曲。

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『MYSTERY WHITE BOY』ジェフ・バックリィ

ジェフ・バックリィが、生前残した唯一のアルバム、

『グレース』(1994)

グレース

天性の美しい声を持った男の比類なき傑作は、
今だにその鮮烈さが薄れることはありません。

彼の真骨頂はライヴ・パフォーマンスにありました。
とはいっても、実際観たわけじゃありませんが・・・(^^;)。

だから俺は、今となっては「ライヴ盤」を聴くしかありません。

『Mystery White Boy Tour』

Mystery White Boy: Live '95-'96

95~96年に行われた、”Mystery White Boy Tour”でのライヴの中から、ジェフの母親とバンド・メンバーが「超絶した瞬間を捉えている個別のパフォーマンス」を見つけ出し、チョイスされたものがアルバムに収められています。

目を閉じて、ジェフ・バックリィのライヴ会場にいる自分を心に描いてみてください。そして、ピュアでセクシーでスピリチュアルなジェフ・バックリィを体験してください!

”唯一のゴールは過程にある。かすかな光の煌きを伴った過程こそが重要なんだ。その煌きがギグであり、ライヴ・ショウ・・・それは狭間を生きること。僕にあるのはただそれだけ”ジェフ・バックリィ

『ハレルヤ』

 
『モジョ・ピン』

 
『ラスト・グッドバイ』

 
『エターナル・ライフ』

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『ストリッパー・ヴィカー』マンサン

アルバムの中で、その一曲だけとてつもなく好きだけど、
あとはほとんど聴いてないというアルバムがたくさんあります。
とくにブリット・ポップ期のバンドに多い気がします。
そんな「一曲だけ好き」シリーズです(笑)。

『アタック・オブ・ザ・グレイ・ランターン』(1997)

ONE LP (アタック・オブ・ザ・グレイ・ランターン)

90年代の異端児、マンサンのファースト・アルバムから、

『Stripper Vicar』

80年代の香りのするこの曲、好きですね。
アルバム全体としては、当時の好みとしてピンとこなかったのかほとんど聴いてなく、よく覚えていません・・・。
ただアマゾンのレヴューなんかを読んだら、けっこうよさそうなので、今度じっくり聴きなおしてみようかなと思います。

『SIX』(1998)

SIX

「僕らのアルバムとマニックスのアルバムが出れば、
すべて変わるはずだよ」

と、自信満々にリリースされたセカンド・アルバム。
世間一般的には、マンサンの最高傑作とされていて俺も異論はありません。

例えるなら「難解なパズル」のようなこのアルバム、
やってる時はイライラするかもしれませんが、
完成した時は、すっきりしているという??
そんな感じの代物なので、ぜひ挑戦してみてください(^^)。

『レガシー』

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『スウーン』シルバーサン・ピックアップス

「04年にLAで結成された4人組。
スマッシング・パンプキンズは言わずもがな、マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン、ソニック・ユース、ピクシーズや同郷のエリオット・スミスに影響を受けたサウンド」

『スウーン』シルバーサン・ピックアップス(2009)

スウーン

と、こう帯に書いてたので、試聴してみました。
1曲目を聴くと、「これは、確かにスマッシング・パンプキンズやわ」と思い、CDショップのヘッドフォンで聴くと、なんかめちやめちゃ良さそうに聴こえるというのもあり、購入しました。

『パニック・スウィッチ』

ずば抜けて特別な何かがあるという感じではありませんが、
たまにはこういうオルタナ風のものを聴くのもいいなと思いました。

『サブスティテューション』

新しいバンドで、この手の音を聴くのは、2000年代になって初めてです(^^)。

  
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珠玉の名曲!『ドライヴ』ザ・カーズ

ストレンジでポップな「ザ・カーズ」の登場です。

カーズは、ニュー・ウェイヴの流れを汲むアーティスティックな雰囲気を漂わせながら、エレクトロニック・サウンドへのアプローチとポップな大衆性という絶妙のバランスを持ったバンドでした。

『ハート・ビート・シティ』(1984)

【CD】ハートビート・シティ/カーズ カ-ズ

 

通算5作目にして、バンド史上最大のヒット・アルバム、
このアルバムからはシングル・ヒットも連発。
「ユー・マイト・シンク」は、マイケル・ジャクソンの「スリラー」をおさえて、第一回の「MTVビデオ・ミュージック大賞」を受賞。

『ユー・マイト・シンク』

俺は基本的にアップテンポな曲が好きなので、
カーズの中でもこの曲が1番好きでした。

全米3位と大ヒットした「ドライヴ」もいい曲だと思ったけど(今では音楽雑誌の「ロック名曲」特集などがあると取り上げられてます)、「ユー・マイト・シンク」のインパクトと比べると地味な印象でした。

『ドライヴ』

・・・が、この年になってベンジャミン・オールが歌った、このバラードの素晴らしさに気づき、この曲の沁みること沁みること(^^)。
多分70歳ぐらいになった時、この曲を聴いて涙していることでしょう、
昔のことを思い出しながら・・・。
そんな曲です。

台風の通り過ぎた、静まった秋の夜に、
心に染み入るこの曲をぜひ聴いてください。

『マジック』
この曲もヒットしました。

 
明日から3日間、「秋祭り」のため、留守にします。

 
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『a watercolor』スネオヘアー

10月に入りましたね。
完全に夏は過ぎ去ったみたいです。
そんな夏の終わりを感じる季節に、
このアルバムをずっと聴いてました。

『a watercolor』(2003)スネオヘアー

a watercolor

俺が選ぶ、「2000年代、日本のロック・アルバム 」第2位です。

『ピント』PVが笑えます。

宣言文的な一曲目「のびたテープ」で始まり、
アップ・テンポな二曲目の「ピント」へという流れ、
これは、ストーン・ローゼスやストロークスのファースト・アルバムのような、歴史を作った「名盤」と同じパターンです。そう思って比べて聴いてみるとおもしろいかも(^^)。

『ウグイス』佳曲です。

この年になった俺が、どういう音楽を好むかというと、自分と同年代のアーティストが、同じような立ち位置から発している(と勝手に思っている)音楽なんです。
まあ流行りとは関係なく自分の音楽をやってる人達です。
そんな好きなアーティストの中から、曽我部恵一、中村一義(100s)、ハナレグミ(永積タカシ)の新譜が偶然にも同時期(6~7月)に発売され、この夏はずっと愛聴してました。

ハピネス!

世界のフラワーロード#DVD付#

あいのわ 

ちなみに、この3枚のアルバム、
俺は心の中で「三種の神器」と呼んでました(笑)。

そしてスネオヘアーこと渡辺健二。
この遅咲きで俺と同じ年の男もそんな中のひとりです。

『a watercolor』の何に惹かれるのかというと、
多分、俺の心の中の心象風景と似ているからなんだと思います。
普段、表には出せず心の中で抱えている、そんな想いみたいなものが、このアルバムでは歌われている気がするんです。

とくに、後半の「セイコウトウテイ」「アオイソラ」「スピード」、
この怒涛の3連発は、俺的にきますね。

人生を見失いそうになる、そんな時に、胸に響いてきます。

『セイコウトウテイ』

~いつか成功、到底ムリだとわかったとしても~

『スピード』 

すれ違うばかりの通りに
響かない乾いた声
ちょうどノイズと無音の真中
そんな感じ

並んだ影は
混ざり合ってるけど
染みこむように薄らいで
消えてる

思うより早く世界はまわってる
急がなきゃこのままここで
ぼやいてる時間も無いさ

知らない誰かの噂で
気づけば踏み場も無いほど
それでも夕暮れ色づいて
優しく包んでみせる

高い鉄塔の上に吹いてる
遠くから来る風に
飛んで行きたいな

すごいスピードで
瞬きも出来ずに
まるで時間は止まってる
間違い無く動いている

思うよりも遥か
遠くに霞んでる
昨日を思うよりも
すぐに明日がやってくる

ああ 君はどんな空を見てるだろう
すれ違い紛れてく中に一人
そう どこで何を考えてるだろう
空は青く深く色を変えてゆくさ

そう 僕らが思うよりも早く
世界はまわってる
急がなきゃこのままで
止まってもいられないな

すごいスピードで
瞬きも出来ずに
まるで時間は止まってる
間違い無く動いている

 ベスト(初回生産限定盤)
 
最近のスネオヘアーは聴いてないんだけど、
出たばかりのベスト盤を買おうかなと思ってます。
 

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『ビレバンのソカバン』曽我部恵一BAND

ヴィレッジ・ヴァンガードへ行くと、そこで売ってるCDなんかをついつい衝動買いしてしまいます。
少ない小遣いの中から・・・。

この前買ったのはコレです。

『ビレバンのソカバン』曽我部恵一BAND

2009年6月29日、月曜日、夜8時。
ヴィレッジ・ヴァンガード下北沢店で行われた、
アコースティック・ライブを収録したアルバムです。
ジャケット画は、よしもとよしとも。

「ROSE RECORDS ONLINE SHOP」からも買えます。

ぱっと見て一度はスルーしましたが、嫁さんが「なんかあった?」と聞いてきたので、「曽我部のビレバン限定のがあったんや」って買ってしまいました(^^)。

収録曲は、

「キラキラ」
「SAMPO」
「プカプカ」西岡恭蔵のカバー
「ビレバンへ行こう」書き下ろし曲
「テレフォン・ラブ」
「若者たち」
「ラブ・シック」
「STARS」

と、なかなかバランスがとれてるし、
「ゆったりした雰囲気」なのがいいです。

 
とくに書き下ろし曲「ビレバンへ行こう」の、メンバーがメドレー形式で歌詞をつけていったというくだりは、おもしろかったです。曲を聴いてる時に、前後のつじつまが合ってない箇所があり「アレッ?」と思ってたんですよね。

いつもの、ステージ上で繰り広げられる、怒涛のライブの雰囲気とは違い、とにかく、ゆるくて「いい感じ」のアルバムです(^^)。

 
それにしても、
昨日は、幼稚園の子供の運動会、
今日は、秋祭りの太鼓台の組み立て、
と疲れました。眠いです・・・。
 

ソカバンのみんなのロック!

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『Humbug』アークティック・モンキーズ

新譜について書くのは久しぶりです。
いつ出たのかは知らないけど、俺が買ってから3週間くらいになり、それから毎日聴いてるので、だんだんとこのアルバムのことが見えてきました。

『Humbug(ハムバグ)』アークティック・モンキーズ

ハムバグ

あのアークティック・モンキーズの3枚目。

ファーストは、「ストロークス以降」という言葉を完全に打ち消し、「アークティック・モンキーズ以降」に書き換えた大傑作。

セカンドは、過去の多くのバンドにみられるパターンですが、ファーストの延長線上にあり、楽曲レベルはおちてるけど、よりグルーヴ感を出したり、音圧を増し楽曲の強度をあげたり、という俺の中ではよくあるパターンのつまらない作品でした(俺の予想の範囲内だったし、ファーストよりはという意味で、)。あくまで個人的な好みによるものです。

しかしこのタイプのパターンのバンドは、サードでは新機軸を打ち出し、再び傑作を作る可能性を秘めてるので、楽しみにしてました。
(ストロークスのサードは、個人的にはかなり好きだったんだけど、世間の評価としてはあんまり高くなかったような気がします・・・、俺的にはぶっちぎりで年間ベストだったので・・・。)

そしてアークティック・モンキーズのこのサード。
前評判ではミドル・テンポの楽曲が多いらしいことから、音楽性は違うけど、深化の方向性が似ているフランツ・フェルディナンドの事が頭によぎってました。

トゥナイト

この『ハムバグ』を聴いた感想はというと、
専門的な事はよく分かりませんが、一聴すると地味めでつまらなそうな曲も、聴き込んでいけば一切のムダがなく、アルバムを通して、捨て曲らしきものがないことに気付きます。


 

フランツ・フェルディナンドの優雅でグラマラスなサウンドは、聴いている時の気分にもよりますが、だんだんむず痒くなってきて、途中でハスカー・ドゥなんか聴きたくなったりするんだけど、こっちはあっという間にラストまで引きずり込まれてしまう感覚です。

この変化、俺は大歓迎でセカンドよりは圧倒的に好きです。
ただ、この変化もアルバム一枚で終わりという感じじゃなく、
「次の一手」への布石なんじゃないかという気がして、
アークティック・モンキーズの次の展開が楽しみです!

 

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